新横浜ラーメン博物館は12月12日~2024年1月10日、ラー博史上最大のプロジェクト「あの銘店をもう一度」第26弾を開催する。期間中は、ドイツ・フランクフルト「無垢ツヴァイテ」が出店する(12月31日~1月1日は休館日)。

  • 「無垢Nullラーメン」2023-2024年ver.

同館では2022年7月1日から、30周年を迎える2024年へ向けた取り組みとして、過去に出店した約40店舗の銘店が2年間かけ、3週間のリレー形式で出店するプロジェクト「あの銘店をもう一度」を実施している。

今回、第26弾として登場するのは、ドイツ・フランクフルト「無垢ツヴァイテ」。同店は、日本にお店がなく海外で独自の進化を遂げたラーメン店を紹介する「逆輸入ラーメン」の第2弾として、2014年6月25日~2020年4月3日の間に同館に出店している。

  • オープン初日の記念写真(2014年)

メニューは全て化学調味料不使用。今回の出店では2014年のラー博出店時の看板メニューである「無垢Nullラーメン」の2023-2024年バージョンを提供する。ラー博出店から約10年の歳月を経て培われた技術と思考性は格段に進化を遂げているという。

スープは、厳選された10数種類の豚と鶏の各部位をふんだんに使用。旨味を最大限に抽出しているので、スープ1滴に複雑な旨味が凝縮されている。無垢らしさを感じつつも、10年間の進化を感じる洗練された味わいとなっている。

麺は、14番のやや平打ち形状のストレート麺。以前よりしなやかでかつ、なめらかなのど越しが同居するバランスの取れた味わいとした。具材は、その日仕入れた上質な国産のバラ肉を使用した厚切りのチャーシュー、国産のほうれん草、栄養価の高いレッドキャベツスプラウトと長ネギを使用する。