東武鉄道は7日、栃木県誕生150年を記念し、いちごをイメージしたカラーリングの「いちごスペーシア」を12月24日から運行開始すると発表した。
今年6月から実施している東武宇都宮線の「いちご王国」ライン化、「ベリーハッピートレイン」の運行に続き、「いちご王国」栃木県をPRするための取組みとして実施。東武鉄道の特急車両100系「スペーシア」(6両編成)を使用し、いちごをイメージした赤とピンクのカラーリングに変更するほか、栃木県誕生150年記念エンブレムを1号車と6号車の側面に掲出する。
車内においては、各個室のシートをいちごで装飾。1・3・5号室は緑色、2・4・6号室は赤色の配色とした。一般座席は「15(いちご)列」のある2号車と5号車を対象に、15列目のシートをいちごで装飾。A・B席は赤色、C・D席は緑色に変更する。
「いちごスペーシア」の運行期間は12月24日から約3年間。東武スカイツリーライン・日光線・鬼怒川線での運行を予定している(検査等により運転しない日もある)。なお、エンブレムの掲出は2024年6月頃まで(予定)とのこと。
「いちごスペーシア」運行開始初日の12月24日、12時30分から東武日光駅を出発式を開催。東武日光駅の中庭で「日光マルシェ」も行われ、地元の名産品など販売される。「いちごスペーシア」のお披露目ツアーとして、浅草駅から東武日光駅まで往復で同列車に乗って旅する「一期(いちご)一会 日帰りツアー」も開催。旅行代金は大人1万5,000円・こども1万3,000円。東武トップツアーズのサイトにて12月7日14時から参加者を募集する。