東急電鉄は7日、年末年始期間の運転と大みそかの臨時列車運転について発表した。今年度も大みそか深夜から元旦にかけての終夜運転は行わず、東横線と田園都市線のみ、終電後の深夜1時台に渋谷駅始発の臨時列車(各駅停車)を各1本運転する。

  • 東急東横線を走る各駅停車(8両編成)

年末年始期間の12月30日にから1月3日まで、東急線全線(東横線、目黒線、東急新横浜線、田園都市線、大井町線、池上線、東急多摩川線、世田谷線、こどもの国線)において土休日ダイヤで運転。同社は2019年度まで、大みそか深夜に東横線で終夜運転、田園都市線で終電繰下げ・初電繰上げを実施していたが、コロナ禍の影響を受けた2020年度以降は実施していない。

2023年度は大みそかの終電後、東横線と田園都市線でそれぞれ1本ずつ臨時列車を設定した。東横線の臨時列車は8両編成の車両を使用し、渋谷駅1時25分発・横浜駅2時5分着で運転され、途中の各駅に停車。田園都市線の臨時列車は10両編成の車両を使用し、渋谷駅1時25分発・中央林間駅2時18分着で運転され、途中の各駅に停車する。

なお、東横線と相互直通運転を行うみなとみらい線(横浜~元町・中華街間)に関して、横浜高速鉄道は大みそか深夜の終夜運転および終電繰下げ・初電繰上げを行わないと発表している。みなとみらい線も12月30日から1月3日まで土休日ダイヤで運転する。