ベンキュージャパン(BenQ)は12月6日、4Kゲーミングプロジェクター「X Series」の新製品として、「X3100i」と「X500i」を発表した。どちらも12月13日に発売する。価格はオープンで、直販価格は「X3100i」が386,667円、「X500i」が265,000円。

  • 4Kハイエンドゲーミングプロジェクター X3100i

    4Kハイエンドゲーミングプロジェクター X3100i

X Seriesは、4K解像度の高画質とリフレッシュレート240Hz、応答速度4.2msに対応し、大画面でゲームプレイを体験できる4Kゲーミングプロジェクターシリーズ。ゲームジャンルの特性に合わせた映像とサウンドを最適化するゲームモード、ゲームタイトルに合わせたカラー設定をPCから読み込ませることができるSettingXChange機能を搭載する。Netflixにも正式対応する。

新製品の「X3100i」は、3,300ANSIルーメンの高輝度とDCI-P3を100%カバーする広色域で、明るい部屋でも快適なゲームプレイが可能なハイエンドモデル。ゲームモードは従来モデルのFPS/RPG/スポーツゲームモードに加え、新たにレーシングゲームモードを追加。垂直レンズシフト機能を備え、設置の柔軟性が向上した。

「X500i」は、1.5mの距離から100インチの映像投影ができる短焦点モデルで、狭い部屋でも4Kの大画面映像を楽しめる。輝度は2,200ANSIルーメン。MAXXAudio DPSによる動的なサウンド調整とスピーカー配置を左右対称にした設計で、臨場感あふれる3Dオーディオを実現したとする。

  • 4K短焦点ゲーミングプロジェクター X500i

    4K短焦点ゲーミングプロジェクター X500i

「X3100i」の主な仕様は、投写方式が単板DLP方式、光源が4LED、輝度が3,300ANSIルーメン、コントラスト比が600,000:1、光学ズームが1.3倍。投写距離は2.5mで約100インチ、画面サイズは約60~180インチ。最大解像度は4K UHD(3,840×2,160)、入力対応解像度はVGA(640×480)~4K UHD(3,840×2,160)、アスペクト比は16:9。

インタフェースは、入力端子がHDMI(2.0b)×2(第2ポートはeARC対応)、mini HDMI(2.0b)×1(Android TV用内部ポート)、出力端子がステレオミニジャック(3.5mm)×1、S/PDIF(光端子)×1など。

本体サイズは272×259.4×213mm、重さは約6.8kg。スピーカーは5W+5W。光源寿命は約20,000時間(標準)/約30,000時間(エコ)、最大消費電力は約360W。運転音は約32dBA(エコは約28dBA)。カラーはパールホワイト。付属品は電源ケーブル(1.8m)、Android TVドングル(QS02)、クイックスタートガイド、保証書、リモコン。

「X500i」の主な仕様は、輝度が2,200ANSIルーメン、光学ズームが1.2倍、投写距離は1.5mで約100インチ。インタフェースは、制御入出力端子はUSB Type-C(DP Altモード、5V/1A給電対応)、USB Type-A(SettingXchange用)×1、RS232×1。

本体サイズは366×244×118mm、重さは約3.6kg。最大消費電力は約280W、運転音は約35dBA(エコは約31dBA)。このほかの仕様は「X3100i」とほぼ共通。

【X Series】BenQ 4K ゲーミングプロジェクター 紹介動画