歌舞伎俳優の松本幸四郎が、フジテレビ系バラエティ特番『ドリフに大挑戦! ドリフ結成60周年 爆笑大新年会SP』(1月1日17:00~20:50)で、ザ・ドリフターズのコントに初挑戦する。

  • 松本幸四郎(左)と加藤茶

今回、幸四郎とのコントが実現したのは加藤茶の“幸四郎さんに頼んでみよう!”という一言から。そのオファーを、「“ドリフ”は育ての親」と語るほどの“ドリフ愛”を持つ幸四郎が快諾したことで、これまでに無かった新たな“大挑戦”コントが実現した。

そんな2人が大挑戦するのは“歌舞伎コント”。ドリフの歌舞伎コントと言えば、まさに加藤の代名詞的コントの一つだが、その完成された笑いに“超一流”が参戦というコラボコントが完成した。

コント収録後には、これまで数多くの笑いを生みだしてきた加藤も「昔から幸四郎さんとコントをやりたかったんです。その念願がかない、すごくうれしくて、高揚感でいっぱいです」と充実の表情を見せたほか、幸四郎も「まさに夢のような時間だった感じがします」と、これまでにない特別な時間を過ごせたことに満面の笑みが。

そして、コントだけでなく、加藤と幸四郎による、ここでしか聞けない“ドリフ”トークも展開。加藤がこれまで披露してきた“歌舞伎コント”をVTRで一緒に振り返るほか、幸四郎のドリフ愛についても深掘りしていく。

コメントは、以下の通り。

■加藤茶

「昔から幸四郎さんとコントをやりたかったんです。その念願がかない、すごくうれしくて、高揚感でいっぱいです。実は今回、お正月、しかも元日一発目と聞いた時に、何がいいかなと考えていたんですが、“幸四郎さんに頼んでみよう!”と思ってダメ元でオファーさせてもらったんです。そしたらOKの返事が来てすごくうれしかったです。それに幸四郎さんの所作は一流ですし、それでいてさらにボケてくれるので、コントから生まれる笑いが大きいんですよ。うまいです。間も良いし、自分の間を持ってらっしゃるので、一緒にやっていても合わせやすかったです。コロナ禍以来、すごく暗い毎日を過ごすこともあったと思うんですが、お正月にこのコントを見て、“ドリフにこういうコントもあるんだな”って、ぜひ覚えてください。そして大いに笑ってください。元日に放送しますので、新たな一年がたくさんの笑顔に包まれるように願っています。よろしくお願いします」

■松本幸四郎

「加藤さんとのコントは本当にうれしいといいますか、まさに夢のような時間だった感じがします。それと同時に始まっちゃったなって感じもしています(笑)。ドリフのコントに挑戦してみて、集中力や瞬発力が必要だなと感じたので、そういう意味ではすごく緊張していた時間だったんだなぁと終わってみて実感しています。私は『全員集合』で育った人間ですので、子どもの頃は(土曜の)夜の8時前になると“そろそろだよ”って父に呼んでもらったり、必ず毎週みんなで見ていたという思い出があります。そして欠かさず見るのと同時に、録画して保存版にもしていたので、“ドリフ”は育ての親ですね。歌舞伎ネタと言えば加藤さんでしたので、特に楽しみにしていました。今回、私は誰よりも先に福の初夢を見せていただきましたが、この番組を皆さんにもぜひ見ていただいて、福を皆さんと共有したいと思っております。本当に良い一年になりますことを込めて思い切ってやらせていただきましたので、ぜひ楽しんで笑っていただければと思います」

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