東京商工リサーチは12月4日、「全国社⻑の出⾝⼤学」調査の結果を発表した。同社の企業データベース約400万社の代表者データ(個人企業を含む)から、公開された出身大学を抽出、集計したもの。
2023年の社⻑の出⾝⼤学は、社⻑数2万248人の「日本⼤学」が13年連続でトップに。2位以下にダブルスコアの差をつけ、唯一の2万人超えを維持した。続いて、「慶応義塾大学」(1万617人)が9年連続で2位にランクイン。3位は毎年僅差の「早稲田大学」(1万420人)が続き、3位までが1万人を超えた。
以下、4位「明治大学」、5位「中央大学」、6位「法政大学」、7位「東海大学」、8位「近畿大学」、9位「同志社大学」、10位「東京大学」という結果に。上位20位は東京6大学のほか、西の“関関同立”、「福岡大学」「愛知学院大学」がランクインした。
一⽅、上場企業(地⽅上場含む)の社⻑数では、「慶応義塾⼤学」(289人)がトップに。次いで2位「早稲田⼤学」(230人)、3位「東京⼤学」(213人)と続き、上位3校が200人を超えた。国⽴⼤学は5位に「京都⼤学」、9位に「一橋⼤学」が入り、上場企業は上位10位までに3⼤学がランクインし、存在感を示す結果に。なお、直近の業績で、増収や増益を達成した企業の社⻑⽐率は、「一橋⼤学」がトップを独占した。