映えを狙うことも、盛ることも難しいという、新たな仕組みのSNS「BeReal.」の人気が急上昇し、注目が集まっています。

今回は、マイナビ学生の窓口に所属する大学生「トレンドリサーチャー」が注目するニュースを紹介します!

  • ありのままの自分を共有するSNS「BeReal.」/App Store公式ページから引用

リアルな日常を投稿する“自由じゃない”SNS

「BeReal.」は2020年にフランスでリリースされたSNSアプリ。海外ではアメリカを中心に人気に火がつき、2022年にはApp Store Awardを受賞しています。投稿は基本的に1日1回、ランダムな時間に通知がくるので、2分以内に写真を撮影して投稿しなくてはなりません。また、フィルター加工はできず、何度も撮り直しをしたり、制限時間を超過すると周りにバレてしまうなど、従来のSNSでは必須とも言えた「映え」「盛る」という行為を制限するような特有のルールがあります。

日本でもZ世代を中心に話題となり、現在でもApp Storeのソーシャルネットワーキングカテゴリーで第2位(12月4日時点)という人気ぶり。「去年から流行り始めたSNSですが、学科やサークル内で最近新しく始めたという人も多いです」と、とある大学生は話します。

本当のリアルを共有するというアプリの点や、誰も加工ができないという気軽さなどが人気の理由のようで、SNS疲れといったキーワードが取り沙汰される昨今だからこそ、その一瞬のリアルを楽しむような仕組みに興味を抱く人が多いのかもしれません。

今ならまだ間に合う新時代のSNS、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

トレンドリサーチャー:法政大学 広告研究会
文:OFFICE-SANGA
編集:マイナビニュース ワーク&ライフ編集部