陸別町(りくべつちょう)は、北海道の内陸部に位置し、周辺が小高い山に囲まれているため、冬は厳しい寒さになります。冬期間の晴天率が高く、早朝には放射冷却現象により気温がぐんと下がり、マイナス30度を下回ることもあるそう!

今回紹介するのは、薬用植物(ハーブ)の「トウキ」を原材料としてつくる「天使のジン」。セリ科の多年草の「トウキ」は日本固有の薬草で、根は漢方薬の原料にも使われているとのこと。

本稿では、マイナビふるさと納税担当者が、気になった返礼品を紹介していきます。

今回は、「北海道陸別町 天使のジン 500ml」の特徴や事業者の商品に対するこだわり、返礼品になった経緯などについて詳しく調べてみました!

北海道陸別町のふるさと納税返礼品「北海道陸別町 天使のジン 500ml」について

・返礼品名:北海道陸別町 天使のジン 500ml
・提供事業者:種を育てる研究所
・北海道足寄郡陸別町字陸別基線316番地22
・内容量:ジン 500ml入り
・寄附金額:2万8000円

「北海道陸別町 天使のジン 500ml」のふるさと納税の寄附金額は2万8000円。ヨーロッパの薬用酒「ジン」に、陸別町でつくった「トウキ葉」をブレンドした「ジャパニーズ・ジン」です。

「ジン」は、ヨーロッパ発祥のスピリッツ(蒸溜酒)で、コアとなるジュニパーベリーをはじめとするさまざまなボタニカル(香草や薬草)をブレンドした香り高いお酒です。また「トウキ葉」は、セロリのような個性的な後味が特徴で、ヨーロッパではその学名から「天使のハーブ」とも呼ばれているとのこと。

「天使のジン」は、飲んだ瞬間に「ジュニパーベリー」の華やかさを感じ、次いでさわやかでスパイシーな「ボタニカル」が段階的に香ります。そして、最後に「トウキ葉」の個性が全体を包み込むように現れ、香りの厚みと重なりを楽しむことができます。

「トウキ葉」は、肉料理や魚料理、トマト系の料理との相性が良いため、食中酒としてもおすすめだそうです。

「北海道陸別町 天使のジン 500ml」がふるさと納税の返礼品になった経緯や実績

「種を育てる研究所」は、陸別町が新たにはじめた薬用植物栽培を支援する“地域おこし協力隊”として着任した隊員が、設立した事業所。 約20種類の薬用植物やハーブを栽培し、薬学の知識を活用してそれらを独自に組み合わせ、その特徴を生かした商品開発を行っています。

“地域から発信する商品・サービスによって、人々が心身ともに健康で美しくなる”との想いが込められた「天使のジン」は、北海道積丹町の「積丹スピリット」の協力のもと開発され、陸別町のふるさと納税返礼品として登録されたそうです。

ジン初心者からジンをよく飲む方まで幅広く好評を得ており、陸別町の返礼品ランキングの中で総合ランキング1位を獲得した実績もあるほど、人気の返礼品なんだとか!

寄附者の声

・飲むと、口の中で香りが変化していく様子が不思議。
・寝る前のリラックスタイムに最適な心地よく豊かな香り。
・ジンが苦手だったけど、この香りは好きだし美味しい。

事業者の想い

私たち「種を育てる研究所」は、陸別町で約20種類の薬用植物やハーブを栽培し、それを活用した商品開発を行っています。ジンはヨーロッパ発祥の蒸留酒で、香りを楽しむ薬草のお酒です。そこで、日本の薬草とヨーロッパのジンを組み合わせたら、きっとこれまでに無い面白いお酒ができると考えました。試作を繰り返した結果、個性的な香りの陸別町産トウキ葉と、さまざまなボタニカルをブレンドした全く新しいジンが完成しました。


今回は北海道陸別町の返礼品「北海道陸別町 天使のジン 500ml」を紹介しました。こだわりが詰まった「天使のジン」からは、事業者の熱い想いが伝わってきました。かわいい化粧箱に入って届くので、大切な方への贈り物にもいいですね! 気になる方は一度チェックしてみてください。