2023年も12月に入り、クリスマスの装飾で彩られるお店が増えてきました。新型コロナウイルスやインフルエンザの脅威は続いているものの、クリスマス会や忘年会で集まる機会もありそうです。

コストパフォーマンスを重視したオリジナルブランド「情熱価格」などを展開するドン・キホーテが開催した秋冬製品展示会で、年末年始のパーティグッズとしても盛り上がる……かもしれない面白ガジェット2製品を発見したのでご紹介します。

3,000円ちょいで買える、スマホ連動のワイヤレス耳かき

1つ目は、スマートフォンと連動して耳の中をのぞける、小型カメラ付き耳かき「スマホ連動イヤークリーナー」。3,278円とお手頃価格で、12月24日のクリスマスイブに発売予定です。

  • スマホ連動イヤークリーナーと専用アプリ。重さは約18gで軽い

  • 電源は内蔵バッテリーで、充電用のUSB Type-Cポートを搭載している。連続動作時間は約45~50分

片手で持てる耳かきの先に、小型のカメラを搭載したイヤースコープです。Wi-Fiでスマートフォンと接続でき、専用アプリを通じて耳の穴をスマホ画面で見ながら汚れを取っていけます。アプリの指示に従って設定するだけで接続は完了。実際に自分の耳穴を見てみたところ、常日頃掃除をして綺麗だと思っていた耳穴の奥に汚れが……! 日常でも意外と重宝しそうです。

カメラの画素数は500万画素。アプリでは動画や静止画の撮影もでき、撮影した画像をSNS共有する機能もあります。

  • イヤースプーンの根本に、小型レンズが備えられている。イヤースプーンは固めの金属製と柔らかいシリコーン製の両方が同梱される

イヤースプーンは4種類。金属製のハードタイプが小サイズ×2、大サイズ×2、シリコーンゴム製のソフトタイプがさじ型×1、L字型×1(ソフトタイプはそれぞれ予備キャップ付き)。自分の好みに合わせた耳かきで耳穴を探れます。

同社によると、元々耳のゴミを吸引しながら耳掃除をするというイヤークリーナーの売れ行きがよく、「耳かき製品はニッチだけれど需要が高い」という気づきを得たといいます。「耳の奥が見える体験は新鮮で、今回ワイヤレスに進化しました。年末に向けた需要につながれば」とのことです。

  • ウワアァーッ!! 定期的な耳掃除で自信があった耳穴に大きな汚れが(※クリックでモザイクなし画像が出ます)

  • 3,278円というお手頃価格もポイント

pokekara公認、スマホとつなげる有線/Bluetoothマイク

もう1つは、スマートフォンと有線/Bluetooth接続できる、カラオケアプリ「Pokekara」公認マイク。12月上旬に発売予定で、価格は10,978円の予定。

  • 「Pokekara」公認マイク。本体サイズは57×57×267mm

音源はBluetooth 5.3、microSDカード、そして3.5mmオーディオケーブル入力(変換アダプタ経由)の3種類が選べ、有線接続することで遅延のない安定した歌唱が可能とのこと。スマホと有線でつなげる変換アダプタはUSB Type-Cアダプタ/Lightningアダプタの2種類が付属し、多くのスマートフォンに対応できるとしています。

音源からボーカルのみ音声を抑えて即席カラオケを楽しめるボーカルカット機能も備えています。音量はマイク(音声)、エコー、音量(全体)の3つを独立して調整可能。底面にはスピーカーを搭載しました。

  • ディスプレイには再生モードや再生時間を表示。操作ボタンも前面にまとまっている

  • 右側面にはマイク調節、エコー調節、音量調節を独立して調整できる

  • 左側面は電源スイッチ、充電用USB Type-Cポート、microSDカードスロット、3.5mmイヤホンジャック(AUX端子)を装備

ドン・キホーテではカラオケマイク商品を多く揃え、販売も好調なものの、大手メーカーの製品には定番の「ワイヤレス接続のカラオケマイク」というものが無く、「ちゃんと作ったら売れるのでは?」という背景から企画されたそう。

ポイントは大型マイクとType-C充電、有線対応で、公認をうたうPokekaraアプリでも、例えばスマホ付属のイヤホンマイクを使うより高音質で歌えるといいます。

  • 底面にはステレオスピーカーを搭載

  • 価格は10,978円。変換アダプタの付属がポイント