ファミリーマートは、「ファミマ・ザ・シリーズ」より初のパスタとなる、麺のおいしさを極めた絶品パスタ3種類を、11月28日から全国のファミリーマート約16,500店舗にて発売した。発売に合わせてメディア向けの試食会も開催された。

今回発売される新しいパスタには、AromaFresca銀座 原田シェフ監修が監修を手掛けた商品も。原田シェフに聞いた聞いたおいしさのこだわりや、「試してほしいアレンジ」をレポートしよう。

  • AromaFresca銀座 原田慎次シェフ、ファミリーマート 商品本部 デリカ食品部 笠原氏

「濃厚チーズソースと完熟トマトのパスタ」

「ファミマ・ザ・シリーズ」は、「ファミマ・ザ・メロンパン」「ファミマ・ザ・カレーパン」をはじめとしたファミリーマートのオリジナル商品だ。11月28日から販売している「ファミマ・ザ・シリーズ」のパスタは、「濃厚チーズソースと完熟トマトのパスタ」「ミートソース」「ファミマ・ザ・ナポリタン」の3品が新登場。人気店のシェフが監修した味に加え、パスタの中でも王道で売れ筋商品の味が揃う。

今回の新作ではパスタの麺を改良、一般消費者の試食調査でも、74%の方が「麺がおいしい」と回答したそう。レンジアップして食べるコンビニパスタだが、プリッと歯ごたえのある触感が特徴だ。

  • 「AromaFresca銀座 原田慎次シェフ監修 7種チーズ使用! 濃厚チーズソースと完熟トマトのパスタ」(598円)

なかでも注目は、「AromaFresca銀座 原田慎次シェフ監修 7種チーズ使用! 濃厚チーズソースと完熟トマトのパスタ」(598円)。銀座の有名店である「AromaFresca銀座」原田慎次シェフが監修している、見た目も味も冬に食べたくなるチーズパスタだ。

7種ものチーズ(パルミジャーノ、ペコリーノ、マスカルポーネ、モッツァレラ等)を使った真っ白なチーズソースと麺の下には、爽やかな酸味のトマトソースが敷かれている三層仕様。当初は4種類のチーズを使う「クワトロフォルマッジ」をイメージしていたが、味が単調になりがちだという理由からチーズの種類が増えていったそう。

濃厚なチーズソースとトマトソースだけでも満足感が高いが、さらにベーコンとオレガノの香りがアクセントになっている。赤と白のソースを混ぜる楽しさや見栄えもありつつ、塩分は抑えめになっているところも嬉しいポイントだ。

「濃厚でありながらすっきりとした食べくちを目指した、見た目も味も食べたことのない新しいパスタです。ファミリーマートとはこれまで冷凍パスタの監修を行ってきましたが、チルド商品もここまで完成度が高くなっているのだと感じています」と発表会に登壇した原田シェフは自信を見せた。

「ファミマ・ザ・ミートソース」

  • 「ファミマ・ザ・ミートソース」(460円)

原田シェフ監修商品の他にも、定番の味が2品加わる。「ファミマ・ザ・ミートソース」(460円)は、トマトソースの酸味と旨味にデミグラスのコクを加えた本格的なミートソース。こだわりの麺は、ソースと絡みやすい1.6mmを使用している。

デミ感のあるソースは、赤ワインやフォンドボーに加えて麺の下に敷いたバターソースが隠し味。レンジアップするとバターソースの風味がプラスされ、味わいのアクセントとなっているという。

またひき肉は従来よりもサイズアップしており、美味しさと食べ応えを両立させた一品だ。

「ファミマ・ザ・ナポリタン」

  • 「ファミマ・ザ・ナポリタン」(430円)

シニア層からの人気も高い「ナポリタン」もラインナップに登場。「ファミマ・ザ・ナポリタン」(430円)は、ケチャップにトマトソースを加えた上品な洋食屋仕立てのナポリタンだ。

麺はナポリタン専用に作られた、若干太めの1.8mm麺。ソースと良く絡むことはもちろん、他の2品とは異なりもちもちとした歯ざわりが印象的だ。

具材は定番のウィンナー、玉ねぎ、ピーマン。ケチャップ、トマトソース、そして隠し味のウスターソースやマーガリンとともに炒めてあり、旨味と野菜の甘みが楽しめる。

筆者も普段からコンビニパスタを食べる機会が多いが、ファミマの新作パスタを食べたところ、麺の食感に驚いた。「コンビニパスタはどこも同じ」と感じている方は、ぜひ一度試していただきたい。