映画『怪物の木こり』(12月1日公開)の公開記念舞台挨拶が2日に都内で行われ、亀梨和也(KAT-TUN)、菜々緒、吉岡里帆、三池崇史監督とともに登場した。
同作は倉井眉介氏による同名小説の実写化作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生し、次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨和也)。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なサスペンスとなる。
■映画『怪物の木こり』公開記念舞台挨拶に登場した菜々緒
体のラインに沿ったシースルーのドレスで、大胆なセクシーさを見せた菜々緒。最後に亀梨と対峙するシーンについて聞かれると「すごいアドレナリンが出ちゃって。空気感がとても異様なものになっていて、カメラが回っている時以外、全然話さなかったですよね」と振り返る。「緊張感がすごくて、心臓がバクバクなってしまって、血糖値が上がる感じが私の中であって。マイクに心臓の音拾っちゃうくらい緊張しちゃったんです」と明かした菜々緒は、実際にマイクに心臓の音が拾われて、撮り直しもしたという。
亀梨は「僕らは『監督に操られたんじゃないか』と思って。カメラのアングルも、普段入らないようなところにバーンと入ってくるんですよ」と訴える。菜々緒も「目の前にカメラがあったりとかしましたよね」と同意し、亀梨は「撮影現場のシチュエーションに緊迫感があった」と語った。
一方、三池監督は「大変ですよ。こんな、この人の隣に立ってるの。バクバクよ」と、セクシーな菜々緒に緊張している様子で、菜々緒は「今!?」とツッコむ。「一種の拷問ですよね。この人の横で普通に監督面して立っている」と苦笑し、周囲は爆笑していた。