アイドルグループ・KAT-TUNの亀梨和也が、映画『怪物の木こり』(12月1日公開)の公開記念舞台挨拶に菜々緒、吉岡里帆、三池崇史監督とともに登場した。

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    亀梨和也

同作は倉井眉介氏による同名小説の実写化作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生し、次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨和也)。しかし二宮は、犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく先読み不可能なサスペンスとなる。

■映画『怪物の木こり』公開記念舞台挨拶に登場した亀梨和也

「サイコパスな人と付き合えるか」という質問では、亀梨が「好きになった方がもしサイコパスだったら、もうしょうがないなって感じ」と答え、吉岡は「男前ですね〜! こういうところなんだ、亀梨さん」と感心。亀梨は「だって好きなんだもん。どうにか成立させたいじゃない」と応じる。

菜々緒は「好きになった後にサイコパスってわかったってことですか?」と前提を確認し、亀梨は「最初からサイコパスだったら、わかんないけど、『おうおう』と思うんじゃない?」と器の広い反応。「人って、付き合いとかいろいろして時間が経過してきて、見えてくるものもあるじゃん。逆に最初から100%見えてお付き合いすることってありますか? まず人のある面が見えて素敵だなと思ってお付き合いとかして、時間を重ねて相性とかいろいろ変化もしていくじゃない。なので、付き合ってサイコパスだったらどうにかしますよ」と豪語し、菜々緒が「ですって。みなさん、聞きました?」と観客に尋ねると、拍手が起こっていた。

一方、吉岡が「私はNO」と言うと、菜々緒も「私もNO」と同意する。菜々緒は「私は一緒にいる人と同調しちゃう感じがあるんですよ。だから、たぶん私もサイコパスになってっちゃう」と答える。相手によってファッションが変化するかという話題では、亀梨が「俺は、基本変わらないです。相手が変わるケースはあるかもしれないけれど」と明かす。吉岡が「変えさせちゃうんだ」と驚くと、「まあね」と乗っかりつつ、「変えさせるわけじゃないけど」と照れた様子を見せた。

吉岡は「違和感を感じて、いろんなことが疑心暗鬼になっていきそうで、上手にお付き合いできないと思いますね。全部安心できないと思う。怪しいとか、変な臭いがしたら近寄らないタイプなんで」と回答。「メッセージ性を感じやすい」という吉岡は「嫌なこととか起こったときに、私はメッセージ性を感じてプラスに変換するという技を持ってて。例えば綺麗な服着てそれが破れたら『何かメッセージがあるな』『私に命の危険が迫っているから気をつけた方がいいというメッセージなんじゃないかな?』と思うみたいな」と持論を展開する。対して亀梨が「それはリズムですよ」と指摘すると、 会場からは拍手が。「ちょっと後で説明しますけど、“亀梨ってる”ということです。この間、プロモーション出た番組で僕の“リズム論”を語らせてもらって……」と、その場で内容までは語らなかったものの、独自の理論を垣間見せた。

また、この日は主題歌「深海魚」を手がけたSEKAI NO OWARIのSaoriからのコメントも読み上げられた。

■Saori コメント

今回主題歌を作らせて頂けることになり、とても光栄に思っております。 サイコパスな登場人物ばかり出てくる今作品は、目を離せない展開が魅力ですが、 特に亀梨さんの瞳の動きは誘い込まれるような恐ろしさがあり、 映画館で見たらより一層怖いだろうなあ……と思います。

提供させて頂いた新曲「深海魚」では、サイコパスな登場人物たちの境遇を想像して、 歌詞やアレンジを施してみました。 背後から迫りくるようなゾクゾク感を、本編最後に楽しんでいただけたら幸いです。

SEKAI NO OWARI / Saori

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