お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良がMCを務める日本テレビ系特番『箱根駅伝 伝説のシーン表と裏 3時間SP』が、30日(18:00~)に放送される。
第100回大会を迎える『箱根駅伝』初のゴールデン特番となる同番組は、「見れば箱根駅伝の魅力がわかる」シーン、伝説のシーンをレース映像と裏側のドキュメンタリーで紹介。登場するのは、「2代目“山の神”柏原竜二が阿修羅の表情を見せた理由」「天才ランナー徳本一善がまさかの史上最速棄権…救ったのは父の意外な言葉」「城西大・石田亮が無念の途中棄権『故郷には帰れない』…落ち込む息子を奮い立たせた母の言葉」といった人間ドラマだ。
100年の歴史の中で起こった珍しいシーンを、関係者の証言や再現ドラマで描くコーナーも。「警備中の警察官が箱根駅伝の魅力に興奮! 翌年、警察を辞めて箱根駅伝ランナーに転身」「記念すべき第1回大会・5区の山道が暗闇に。たいまつで夜道を照らして大会を実現した」「史上最多!箱根駅伝を8回走った男」「レース中…突然、出現した犬と一緒に走って区間新記録」「走っている途中に突然立ち止まり、靴を脱ぎ捨て…裸足で区間新記録」といったラインナップが予定されている。
ほかにも、73歳で合格した駒澤大学を熱く応援し、選手とは学食を一緒に食べるほど友達に。大八木監督(当時)からの依頼でスペシャルサポーターとなり、選手を激励した萩本欽一にインタビュー。
そして、2009年から使用されている中継テーマ曲「Runner of the Spirit」を作曲した久石譲が「オープニングはこれから走る高揚感を、エンディングは感動を伝えるものにしたい」と曲に込めた思いを語る。
初代中継スタッフは「箱根駅伝はレースと呼ぶには、あまりに人間くさい」と表現しているが、箱根駅伝の創始者・金栗四三と同じ熊本県出身の内村が、ランナーたちの人間的な魅力を伝える。内村は「毎年、『箱根駅伝』はテレビで観戦していますし、予選会も観ています! 一番印象に残っているのは東洋大学の柏原竜二選手です。今井正人さんからはじまり、その後山上りで本当にすごかったのを毎年、観ていました。スタジオにゲストで出演すると聞いて、『まさか柏原選手に会えるとは!?』と思いました。収録を楽しみにしています!」とコメントしている。
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