アイブリッジはこのほど、同社が展開するセルフ型アンケートツール・Freeasyモニター会員を対象とした「マーケティングトレンド 2023年の振り返りと2024年の展望-テクノロジー・広告・消費・環境など-」と題する調査結果を発表した。調査期間は10月19日~23日、調査対象はマーケティング業務に従事し、従業員数100人以上の企業に在籍する課長以上の役職者、有効回答は382人。
2023年の【AR・VR】トピックスの中で印象的なものを尋ねると、1位は「ソニー系企業、VRゴーグル向け超小型ディスプレイ発売」(29.1%)で、2位の「伊藤忠テクノソリューションズ、ARで地域おこし」(24.1%)と5ポイントの差が開いた。
また、2023年の【ChatGPT】トピックスの中で印象的なものを聞くと、1位は「ChatGPTで会議の発言を整理」(27.8%)で、「日常業務で身近に活用できるツールとして興味を抱かれている」ことがわかった。
2023年に印象的だった分野別のトピックス上位3つの表は下記の通り。
次に、2024年に期待できると思うマーケティングトレンドを調べると、1位「SDGs」(27.8%)、2位「無人決済店舗」(25.4%)、3位「ウェルビーイング」・「見守り(高齢者・子供)」(各25.1%)となった。
2024年に期待できるトレンドの分野別上位3つの表は下記の通り。
トレンドを知るための、情報収集方法・人脈の広げ方については、1位「取引先や顧客とのコミュニケーション」(28.0%)、2位「セミナーや勉強会に参加(リアル) 」(24.9%)、3位「趣味や生活などのプライベートな場」(23.0%)との順に。3位の「趣味や生活などのプライベートな場」は、2022年12月調査(16.8%)より6.2ポイント増えており、コロナ禍鎮静化の影響が窺える。