NHKドラマ10『大奥 Season2』(毎週火曜22:00~22:45)のファンミーティングが30日、東京・NHKホールで開催され、古川雄大(瀧山役)、愛希れいか(徳川家定役)、瀧内公美(阿部正弘役)、岸井ゆきの(和宮役)、志田彩良(徳川家茂役)、福士蒼汰(胤篤/天璋院役)が登壇した。
イベントでは、古川の女装シーンがスクリーンに映し出され、共演した瀧内は「めちゃくちゃ美しくて、素敵だったわ」と満面の笑み。古川は「ぱっと脱いで『ま~美しい』って言われないといけない。前日も痩せるために(食事を)控えました」と明かした。
福士も、シーズン1で“お万の方”こと万里小路有功を演じた際に女装するシーンがあった。杉浦友紀アナウンサーがそのことに触れると、福士は「その話は大丈夫です。ありましたね」と照れ笑いを浮かべつつ、「男女が逆転していて、さらに男性が女性を演じるというのもあったので、男性性、女性性が変わっていく部分も『大奥』の魅力だなと思います」と語った。
そして、福士が古川に「最近女装するの多くないですか?」と振ると、古川は「そうなんですよ。今年は女装イヤーなんです。先日舞台を見に来てくださって、その舞台も、洋風な女性を……」と返し、会場から笑いが。福士は「きれいだなと思いましたし、瀧山が古川さんでよかったなと思います」と絶賛していた。
本作は、3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いたよしながふみ作『大奥』が原作。シーズン2では、8代将軍・徳川吉宗(冨永愛)の死よりおよそ20年後、彼女の遺志を継ぎ若き医師たちが「赤面疱瘡」撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が、“江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を描く。