OSがアップデートされる度に種類が増えている、Apple Watchの文字盤デザイン。それぞれの特徴や使いこなしのポイントを紹介します。今回は「ソーラーアナログ」です。
「ソーラーアナログ」は時間の動きを光で表現
ソーラーアナログは、以前ご紹介した「ソーラーダイヤル」と同じく太陽の動きを動的に取り入れた文字盤です。といってもソーラーダイヤルほど要素は多くなく、シンプルでベーシックな時刻表示に、昼間は明るく(ブライト)、夜は暗く(ダーク)グラデーションカラーが演出されるデザインになっています。
秒針は光の尾をひいて回り、時計の上で時間が過ぎていく様子を視覚的に表現しています。忙しなく消えていく時間を、束の間そこにあるものとして感じさせてくれます。
情報量と実用性
ソーラーアナログは画面を目一杯に使った大きなダイヤルで時刻の視認性は良好です。カスタマイズ項目の「ライティング」を「ダイナミック」にしておくと、日の出・日没時刻にあわせて「ダーク」と「ブライト」が変化します。コンプリケーションは中心を挟んで上下に2つ配置されています。上は選択できる種類が限られており、情報量は数なめです。
おススメの使い方
全画面のベースカラーと秒針の軌跡が描き出す、光と色の美しさが一番の特徴。特に「マルベリー」「サイプレス」「ウインターブルー」など、スモーキーなカラーは品がよく、この文字盤にピッタリ。大人っぽいコーデにおすすめです。レザーやメタルなど、重厚感あるバンドにも合わせやすいでしょう。