NEXERが運営する日本トレンドリサーチはこのほど、電設資材のネットストア「電材ネット」と共同で実施した「電気代の節約」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は11月7日~9日、全国の男女1,163人を対象に、インターネットで実施した。
電気代の節約を意識しているか尋ねたところ、58.1%が「常に意識している」と答えた。その理由でもっとも多かったのは「電気代が高いから」で、「地球に優しいから」「節約できているのを実感できるから」といった声も挙がっている。
34.2%は「電気代の節約をたまに意識している」と答えた。どのような時に電気代を節約しようと思うか聞くと、「在宅中の室内の照明やエアコン/テレビの視聴時間」(60代・男性)、「家計が厳しいと思った時、無駄な電気が使われている時」(40代・女性)といった声が寄せられた。節約方法は、「エアコンの使用時間をなるべく短くする。必要のない照明はすぐ消す」(50代・男性)、「使わない器具はコンセントから抜く」(50代・男性)といったものだった。
7.7%は「電気代の節約を意識していない」と回答している。理由として、「普段からそこまで無駄に使ってないから」(40代・男性)、「節約、節約と考えると息苦しいので」(60代・男性)などの声が挙がった。
「電気代の節約を常に意識している・たまに意識している」と回答した人に、その節約はどれだけ効果を実感できているか尋ねると、53.6%が「実感できている」と答えた。
「とても実感できている」と回答した人からは、「電気代が値上がりしたが、月々の料金は減ったから」(50代・女性)、「やや実感できている」人からは、「電気代が同様の世帯の平均を下回っているので」(50代・男性)といった声が寄せられた。
一方、「あまり実感できていない」人からは、「電気料金そのものが値上がっているため」(10代・女性)、「全く実感できていない」人からは、「節電しても値上がり幅の方がはるかに高いから」(60代・女性)などの意見が挙がっている。