ウェイブダッシュは11月28日、「くぐるスポットランキング」のトップ10を発表した。調査は6月20日〜7月28日、生活ガイド.com会員10代~80代の男女195名を対象にインターネットで行われた。
「くぐるスポットランキング」、1位は、沖縄県国頭村の「大石林山の生まれ変わりの石」だった。「生まれ変わりの石」は、中央に空いた大きな穴が特徴の巨岩で、やんばる国立公園にありパワースポットとしても有名。「生まれ変わり」ということからも、今の自分を変えたいと思っている人にはピッタリな場所となっている。
続く2位は、北海道乙部町の「乙部町のくぐり岩」。海に突き出た断崖の先にぽっかりと穴があいており、今からおおよそ400年前にニシン漁を支えるために掘削したそう。当時は一帯が陸地だったため、陸路としてこの穴を開けたと考えられる。
3位には、広島県廿日市市の「弥山のくぐり岩」がランクイン。山全体が花崗岩で出来ている宮島の中央に聳える霊山で、山頂直下に巨大な岩のトンネル「くぐり岩」が。巨大な花崗岩が、100万年ほどかけて風化し3つに分かれ、巨石の上に巨石が乗っている状態になったという。
続いて4位には、岐阜県高山市の「おおくら滝遊歩道のくぐり岩」が登場。県立自然公園に指定されているおおくら滝にあり、その遊歩道の道中に、岩でできた大きなトンネルが存在する。
5位は愛媛県今治市「生樹の御門」。大山祇神社の奥の院の参道にある「生樹の御門」は、樹齢約3000年と言われる根回り約30mの巨大な老楠。幹の根元に開いた自然な空洞を門に見立て、それをくぐって奥院へ参拝していたことから、「生樹の御門」と呼ばれるようになったという。
以下、6位「願叶輪潜」(東京都八王子市)、7位「磐船神社の岩窟めぐり」(大阪府交野市)、8位「弁慶七戻り」(茨城県つくば市)、「奈良尾のあこう樹」(長崎県新上五島町)、10位「綿向山のブナの珍変木」(滋賀県甲賀市)がTOP10にランクインした。