ロボット掃除機ブランド「Roborock（ロボロック）」（Beijing Roborock Technology）は11月28日、全自動ドックを搭載したロボット掃除機「Roborock Q Revo」を発表した。

ヤマダデンキおよびヤマダウェブコムで同日から予約を受け付け、12月8日にヤマダウェブコムで発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は163,900円前後の見込み。

  • Roborock Q Revo

「Roborock Q Revo」は、自動メンテナンス機能を備えた4in1ドックを備え、水拭きも可能なロボット掃除機。「充実を、極める」をテーマに、多機能ドックが付属しつつ価格も意識した戦略モデルと位置付ける。

本体にはゴミを吸い取る掃除機、床を拭く水拭き機能を内蔵。ドックにはモップ洗浄、乾燥、給水、ゴミ収集機能の4機能を搭載した。

水拭き掃除中や、掃除を終了したときには自動でドックに戻り、モップの汚れを自動洗浄する。水拭き中のモップ洗浄タイミングは、10～25分の5分間隔で4段階で設定可能。

洗浄後のモップは自動で熱風乾燥され、乾燥時間も2／3／4時間の3つを選択できる。モップを洗う水は、ドック内蔵の水タンクから自動で補充される。

ドックでは「Roborock Q Revo」本体で集めたゴミも自動収集できる。ゴミ収集容量は2.7L、約60日分のゴミを吸い上げられ、ゴミ捨ての手間を低減。ゴミ収集用の紙パックは花粉など0.3マイクロメートルまでの微粒子を99.7％吸引し、排気を清浄化する。

吸引力は最大5,500Pa。メインブラシにラバー素材を採用することで、カーペットに入り込んだ髪の毛や微細なゴミを掻き出す。掃除機本体は直径35.3cm、ドックは横幅34cmと省スペースで部屋に置きやすくなった。

機能面では、カーペットエリアの検知機能、床上の物を検知して避ける障害物回避機能、高精度なマッピング機能、チャイルドロック機能、スマートスピーカー連携などを搭載する。アプリと連携することで、掃除モードや掃除エリアの設定、外出先からの操作なども可能。

本体サイズは35.3×9.65cm、ドックサイズは34×48.7×56.1cm。