アイドルグループ・Snow Manの岩本照が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『恋する警護24時』(2024年1月13日スタート 毎週土曜23:00~)の出演者として、なにわ男子の藤原丈一郎、俳優の溝端淳平ら6人が新たに発表された。

『恋する警護24時』=テレビ朝日提供

■岩本照、超ストイックなボディーガード役で連ドラ初主演

『恋はつづくよどこまでも』などラブコメの名手として知られる金子ありさ氏脚本のオリジナルドラマで、岩本が連続ドラマ初単独主演を務める。今作は、岩本扮する無骨で超ストイックなボディガード・北沢辰之助が父親殺しの犯人を追いながら、ヒロイン・白石麻衣演じる負けず嫌いな弁護士・岸村里夏の24時間警護を請け負うことになり、その相性の悪さで反目しながらも全力で守っていく、考察系アクション・ラブコメディ。

■藤原丈一郎、岩本演じる辰之助を慕う後輩ボディーガードに

なにわ男子のメンバーとして活躍する一方、『ペンディングトレイン-8時23分、明日君と』(23年)などのドラマ、舞台など俳優としても注目を集める藤原は、今作で岩本演じる辰之助の後輩ボディガード・原湊を演じる。原は辰之助のことを「辰兄」と慕い、何かと一緒に警護をするバディ的存在。辰之助とは違って愛嬌がある明るい性格で、女性との距離の縮め方も上手い愛されキャラだ。一見ゆるそうに見えるが、身のこなしが軽やかで、動物的勘を持ち、さらにIT系にも強いという、ボディガードとして頼もしい一面も。

実生活でも今作でも、岩本の後輩となる藤原は、出演が決まった際に「頼りになる照くんもいるので、とても楽しみでした!」とやる気満々。「僕のボディガードのイメージは、ちょっと胸板のあるムキッとした体なので、できるだけ焼肉を食べないとなと思うんですよ。なので、お兄さんたちに連れていっていただけたらなって。これも役作りですからね! 作品をより良くするという意味で」と無邪気に語り、早くも原を彷彿とさせる愛されキャラを発揮している。

■溝端淳平、白石演じる里夏を気に入るミールキット会社の社長に

今年は大河ドラマ『どうする家康』、『何曜日に生まれたの』などに出演した溝端は、急成長するミールキット会社の社長で、白石演じる里夏の新たなクライアントの漆原透吾を演じる。漆原は、自身の会社のリーガルチェックや労務管理の相談を弁護士の担当してくれた里夏のことが気に入ったよう。やがて里夏をめぐって辰之助と恋の三角関係を築くことに!? 溝端は、「ラブコメをやらせていただくのはかなり久しぶり」だと明かしつつ、「(岩本、白石、藤原の中だと)自分がいちばん年長者なので、若い方々のフレッシュな感じに精一杯ついていきたいなと思います」と意気込みを語る。その一方で、岩本と恋のライバル関係になることについて聞かれると、「恋のライバル同士、男らしく殴り合いで取り合う方法もあるかもしれませんが、相手(=岩本)がちょっと強そうなので、今回は話し合いで進めていきたいと思います(笑)」と希望する一幕も。

■吉谷彩子・今野浩喜・小野武彦・小野武彦も出演決定

そのほか、辰之助の元恋人で、看護師の津田結子役には吉谷彩子が決定。辰之助のシェアハウスに訪れたりしながら、辰之助との復縁を望む結子だが、恋の三角関係にどう絡んでいくのか。また、辰之助と原の先輩ボディガード・椎谷厚徳を演じるのは、お笑い芸人の一方で、数々の作品で俳優としての実力を発揮している今野浩喜。穏やかながら、なぜか情報通という謎の一面を持ち合わせる椎谷をどう魅せてくれるのか。一方、里夏が勤める矢吹弁護士事務所の所長で、実は辰之助の父が殺害された事件と関わりがあるという矢吹賢治を演じるのは小野武彦。里夏にとって良き上司として、また事件以降辰之助の事を気にかけていたという役柄を味わい深く演じていく。そして、辰之助が勤めるボディガード会社「RACCO警備保障」の社長・塚本和江を演じるのは、松下由樹。穏やかな性格ながら、ボディガードという武闘派の男たちを束ね、さらに経営しながら自身も現役で現場に出るパワフルな社長・和江を体現していく。

■岩本照(北沢辰之助・役)コメント

――藤原さん、溝端さんと初共演されますが、おふたりの印象を教えてください。

丈(=藤原丈一郎)は、グループで一緒になる機会はあっても、2人でがっつり一緒に何かをするのは初めてなんですけど、いろんな経験をしているので、コミュニケーションを取りながら、楽しんでいけたらいいなという思いでいます。喋りが上手な印象で、グループの中ではお兄ちゃん側の立場という部分では似ているので、グループの話とかもできるのかな、と勝手に期待しています。溝端さんは、ずっと「若い」という印象があって、何年経ってもギャップを感じさせないですね。僕たちのことを年下で若いとおっしゃってましたけど、いや、全然そんなことありませんと思っていました。また、溝端さんは多分、いろんな準備をされて、役に対してとても真摯に取り組む真面目な方なんじゃないかなという印象もありました。

――溝端さん演じる漆原とは恋のライバルという間柄になっていくと思いますが、どう演じていきたい、どういう関係性を築いていきたいなどございますか?

溝端さんはやっぱりいろんな部分で先輩なので、撮影の裏ではコミュニケーション取らせていただいて、スイッチが入った時にはお互いが全力でぶつかったり、ぶつけてもらったりっていう関係性でいれたらいいなと思っています。

――もしも漆原のような恋のライバルが、実際に出現したらどうしますか?

あまり考えたことはありませんが、譲っちゃうと思います。場合によっては、もしかしたら力で奪い取るかもしれないですけど(笑)。

――これから皆さんで撮影に臨まれますが、意気込みをお聞かせください。

まだ皆さんとお会いして間もないですけど、いろんな話をずっとできそうだなと思いましたし、この仲の良さが、芝居を通じて画面の先で見ている人を楽しませることにも繋がってくるんじゃないかなと思うので、怪我などには気をつけながら、皆で力を合わせて撮影をしていきたいなと思っています。

■白石麻衣(岸村里夏・役)コメント

――藤原さん、溝端さんと初共演されますが、おふたりの印象を教えてください。

お二人とも関西出身とおっしゃっていたので、すごい沢山しゃべって、面白い方たちなのかなと思いました。私は人見知りで、あまり話しかけることができないタイプなので、現場でどんな盛り上げ方をしてくださるのか楽しみです。

――岩本さん、溝端さんとは恋の三角関係となりそうですが……?

まだどういう展開になっていくかはわからないんですけど、ラブコメは見どころの1つだと思いますし、また里夏は恋の他にもいろんな問題が出てくると思うので、コメディあり、アクションあり、お仕事ドラマありで、見応えがある作品になると思います。なので、幅広く楽しんでいただけたらうれしいですね。

――これから皆さんで撮影に臨まれますが、意気込みをお聞かせください。

本当に和気あいあいとした楽しい現場になりそうだなと感じたので、皆さんで楽しい雰囲気を作りつつ、素敵な作品になるように頑張っていけたらいいなと思います。

■藤原丈一郎(原湊・役)コメント

――本作に出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

お話をいただいた時は、警護=ボディガードということで、アクションが多いのかなと想像したり、あと、やっぱり頼りになる照くんもいるので、とても楽しみでした。照くんは事務所の中でNo.1の美ボディで、ムキムキでヤバいんですよ! だから、僕も照くんに合わせていかなくちゃいけないのかなって、ちょっと心配にもなりましたね。自分もちょっと(腹筋が)割れているんですが、照くんと比べたら天と地の差なのでね……。だから、照くんが僕に合わせてちょっと(筋肉量を)下げてほしいなという気持ちはあります。

――辰之助と漆原のように、もしも実際に恋のライバルが出現したら、どうしますか?

俺は絶対譲ります!

――今回、原湊役を演じるにあたり、準備されていることはありますか?

僕のボディガードのイメージは、ちょっと胸板のあるムキッとした体なので、できるだけ焼肉を食べないとなと思うんですよ。なので、お兄さんたちに連れていっていただけたらなって。これも役作りですからね! 作品をより良くするという意味で。タンからいって、ロースを食べて、最後はデザートを食べてっていうのが、いちばんの役作りになるんじゃないかなと思います。なので先輩方に、ご飯に連れて行ってもらうことが役作りです! しっかり皆さんのマネージャーさんの連絡先を聞いて、僕がスケジュール組んで、お店も僕が予約するので。東京で行きたいお店がいっぱいあるので、そこで本読みもして、油飛んで台本がべちゃべちゃになっちゃったりして……いや~、楽しそうですね!

――これから皆さんで撮影に臨まれますが、意気込みをお聞かせください。

撮影はちょっと寒い時期ですので、しっかりと暖を取りつつ、この和気あいあいとした空気を大切にしながら、皆で精一杯頑張りたいと思います。せーの。頑張るぞーっ!

■溝端淳平(漆原透吾・役)コメント

――本作に出演が決まった時のお気持ちをお聞かせください。

ラブコメをやらせていただくのはかなり久しぶりですが、この4人の中だと自分がいちばん年長者なので、若い方々フレッシュな感じに精一杯ついていきたいなと思います。

――岩本さん、白石さん、藤原さんと初共演されますが、皆さんの印象を教えてください。

岩本さんはとても男らしくてカッコいい印象です。美ボディで、フィジカル的にも素晴らしいと思うので、今作ではアクションがたっぷりあるということで、楽しみでしょうがないです。白石さんは綺麗でかわいらしい一方で、すごく芯が強い印象があって、今回の役もぴったりなんじゃないのかなと思っております。藤原さんは野球好きのイメージです。僕も野球好きで阪神ファンなのですが同じ関西出身としてすごく野球界を盛り上げてくれているアイドル代表という印象です(笑)。

――岩本さん演じる辰之助とは恋のライバル関係になっていくと思いますが、どう演じていきたいや、どういう関係性を築いていきたいなどございますか?

恋のライバル同士、男らしく殴り合いで取り合う方法もあるかもしれませんが、相手がちょっと強そうなので、今回は話し合いで進めていきたいと思います(笑)。

――もしも辰之助のような恋のライバルが、実際に出現したらどうしますか?

全力でその女性に振り向いてもらえるように頑張ります。お互い頑張ったうえで、どちらを選ぼうが俺たちの友情は変わらないよ、という姿勢だと思います。むしろ逆に仲は深まるかもしれないです。

――今回、漆原透吾役を演じるにあたり、準備されていることはありますか?

僕は食に関する会社の社長で、自然保護なども大事にしてる役なので、「優しさ」と「食」という意味でも、僕は藤原くんをたくさんご飯に連れていくことが役作りに繋がるのかなって、今思いました(笑)。

――これから皆さんで撮影に臨まれますが、意気込みをお聞かせください。

皆さんとはまだお会いしたばかりですが、本当に楽しい現場になるなっていうのは間違いないと思いました。ラブコメであり、ちょっとサスペンス要素もありなので、その振り幅を自分も楽しみつつ、何より見てくださる方に楽しんでもらえるように、精一杯走り抜けたいと思います。

【編集部MEMO】第1話あらすじ
ボディガード会社・RACCO警備保障に勤める北沢辰之助(岩本照)に、弁護士事務所から警護依頼が舞い込む。警護対象は弁護士・岸村里夏(白石麻衣)。以前担当した案件で逆恨みをされ、命まで狙われているという。契約書も無事交わし、警護をスタートさせようとしたその矢先、里夏から「ボディガードなんていりません!」という耳を疑う一言が。このままだとキャンセル料が発生してしまうため、1日だけ警護される事を渋々了承した里夏。辰之助と相棒ボディガードの原湊(藤原丈一郎)の警護のもとクライアント先に向かう里夏は、安全のため移動手段からルートまで決められ、エレベーターの混雑を避けるためにハイヒールで6階まで階段を上らされるなど、辰之助の融通の利かなさにイライラ。それでも、新しいクライアントである新進気鋭のミールキット会社・社長の漆原透吾(溝端淳平)を前に張り切るが、威圧感と存在感のすごい辰之助のせいで漆原との打ち合わせも仕切り直しとなってしまう。我慢の限界に達した里夏は、辰之助に警護は今日限りと告げると、辰之助を巻いて逃走をはかる。そんな中、里夏は母校で講演会に参加することとなり、本当に命を狙われる事件が起きて……!?