スタイルアクトが運営している「住まいサーフィン」は、保育園に入りにくい駅ランキング(2024年度入園版)を11月22日に発表した。本調査では、待機児童数の潜在需要を把握するため、各行政区に対して町丁目毎の0歳児人口の調査を行い、0歳児人口の総数を最大需要と推計し、さらにそれらを駅単位で集計。2024年4月時に0歳児の保育所潜在需要がどの程度になるかを推計し、認可保育園に入所しにくい駅、しやすい駅を調査した。
まず、0歳児定員数を調査したところ、全体的に増加傾向(10月時点 前年比+0.3%)であったが、ワースト30駅中12駅で減少がみられた。
続いて、今年の認可保育園入りにくい駅ランキングを調べたところ、1位は「篠崎(前年1位)」、2位「西葛西(同2位)」、3位「本所吾妻橋(同ランキング外)」という結果になった。
上位2駅の顔ブレに変化はないが、本所吾妻橋は二つの園で0歳児の受入れがなくなり、定員数が46.7%も減少、ワースト3位へ浮上した。
行政区別にみると、ワースト1位は「江戸川区」。ワースト30駅のうち上位2駅を含む7駅が江戸川区となった。以降、2位「大田区」、3位「江東区」、4位「荒川区」、5位「台東区」と続いた。