テレビ埼玉(テレ玉)のバラエティ番組『それゆけ!大宮セブン』(毎週火曜23:30~)で結成された「大宮セブンバンド」が、大みそかにライブを開催することが決まった。
■オーディションで決定したボーカルはライブで発表
このバンドは、マヂカルラブリー・村上の発案で、音楽フェスへの出場を目指して今年8月に結成。ギター:村上、キーボード:SJ(GAG)、ベース:根建太一(囲碁将棋)、ドラム:南條庄助(すゑひろがりず)というメンバーで、当初は楽譜も読めない4人だったが、練習を重ね徐々に上達。大みそかのライブで成果を披露することになった。
同ライブは、『大宮セブンブギウギ初Live2023~終わりの始まり~』と題して埼玉・大宮ラクーンよしもと劇場で開催(開場10:35、開演10:50、終演11:30)。チケットは、前売1,500円、当日・オンライン配信900円。
バンドの顔となるボーカルは、オーディションで選定。10月13日に吉本興業本社で開催したオーディションの模様は、テレ玉で12月5日・12日(BSよしもとは12月10日・17日)に放送され、その結果は大みそかのライブで発表される。
大宮セブンメンバーのコメントは、以下の通り。
■福岡で5ステ→帰京後に深夜練習
――数カ月でライブができるまで上達しましたが、どんな練習をされているのですか?
村上:宮原くん(ギター購入時に出会った店員)に教えてもらいました。それから、妻が音楽業界にいたので、関係者にも教わっています。新しいギターを買ってから触りたくなって毎日弾いてます。
根建:大宮セブン以外で3人に会うとバンドの話になるので、焦って練習できています。お互いを刺激し合っています。
SJ:配布されたキーボードが持ち運びしやすいので、いろいろな現場に持って行って練習しています。また、あえてこのメンバーがいる日に現場で弾いて、成果をアピールして、みんなのケツをたたくようにしています。メンバーが参加するグループLINEにも日頃の成果を動画で送って感想を聞くようにしています。あと、プライベートでシール(鍵盤に目印として貼るシール)を探しているときに、「俺、バンドマンやな」と実感しました。
南條:最初の練習のときに「うまいじゃん」と褒められて油断してしまい、少し練習をやらない間に、覚えたことが初期化されていたんですね。楽器は毎日少しずつやらないとすぐ忘れて後退すると最近知りました。この間、福岡で5ステ終えて23時くらいに羽田に帰ってきたのですが、そこからスタジオを借りて1人で夜中1時まで練習しました。
――大みそかのライブまでに克服したいことや苦労していることはありますか?
村上:Fの三弦が鳴りません。本当に鳴らないです。
根建:楽譜がまだ読めないので、読めるようになりたいです。
SJ:課題曲が増えるとキーボードに貼るシールが増えて大変です。
南條:テンポアップすると乱れてしまうのでそこを克服したいです。
――ボーカルオーディションで注目していた点は?
村上:歌は下手でも良いのでやる気がある人を選びました! そこだけ見ました。「うわー、明日バンドの練習じゃん」って嫌がられるのは嫌なので。
SJ:やる気がなさすぎる人はチームワークが乱れるなと思ったのですが、オーディションをやってみてやる気がありすぎるのもチームワークが乱れるんだなと気づきました。その中からバランスが良い人を選びました。
根建:どれだけ個性があるか、それだけを見てました!
南條:オーディション対象者が「情熱の薔薇」を歌っている最中は、自分のドラム演奏に必死であまり見られなかったのですが、しっくり感というのは気にしました。選ばれた人はオーラが違いました。