ABCテレビ・テレビ朝日系ドラマ『たとえあなたを忘れても』(毎週日曜22:00~)のオフショットがこのたび公開された。きょう26日には第6話が放送される。
■『たとえあなたを忘れても』メインキャスト集合のオフショット
ABCテレビが2023年4月に新設した「日曜22:00枠ドラマ」の第3弾は、『神様、もう少しだけ』(98年)でHIVを、『ラスト・フレンズ』(08年)でDVや性同一性障害を題材に取り入れ、苦難の中の純愛を描いてきた脚本家・浅野妙子氏の書き下ろし恋愛ドラマ。夢を失い生活苦に陥ってしまった美璃(堀田真由)と、記憶を失ってしまう“解離性健忘症”という障害を抱えながらも、キッチンカーを運営し懸命に生きる空(萩原利久)の恋物語を、神戸ロケの美しい映像で紡いでいく。
このたび公開されたのは、メインキャストが集まった仲睦まじいオフショット。先週放送された第5話では、空の過去が明らかに。空の父の墓参りに行った美璃と空の気持ちが通じ合うシーンが描かれた。さらに美璃と空を見守る周囲の人々にも変化が。第6話では、美璃が作曲するピアノ曲が完成し、全ぼうが明らかに。ピアニストという夢に破れた美璃がもう一度真摯にピアノに向き合う姿に注目だ。
【編集部MEMO】第6話あらすじ
ある日、茜(畑芽育)は、記憶を失う前に通っていた高校の同級生から声をかけられる。思いがけず自分の知らない過去と、記憶を失ったきっかけをも知った茜は、ショックのあまり、それを隠していた母の光恵(須藤理彩)に当たり、保(風間俊介)の診察にも来なくなってしまう。その頃美璃は、病院でのピアノコンサートに向け準備を進めつつ、難しいフレーズで指がもつれ、演奏途中で止まってしまった音大時代のトラウマを思い出しては、不安な日々を過ごしていた。コンサートの情報を聞きつけ、連絡をくれたまりあ(森香澄)や、東京からわざわざ聴きに来るというゆかり(加藤貴子)にも、冷たい態度をとってしまう美璃。プレッシャーに負け、ついにはコンサートをやめることまで考え始める美璃を、空(萩原利久)が「美璃のピアノには、俺をうっとりさす才能があるよ」と優しく勇気づける。