たばこと塩の博物館(東京都墨田区)では12月2日〜2024年1月28日、「見て楽し 遊んで楽し 江戸のおもちゃ絵 Part2」を開催する。
同企画では、浮世絵の多彩さや江戸時代の出版文化の豊かさを伝えるものとして"おもちゃ絵"に注目。2020年度には「見て楽し 遊んで楽し 江戸のおもちゃ絵 Part1」を開催している。
第二弾となる今回は、会期を二部(第一部12月2日〜27日、第二部1月4日〜28日)に分け、合わせて約300点のおもちゃ絵を公開する。
第一部では、天神様、祭礼、相撲、役者、忠臣蔵などをテーマにしたものや、おもちゃ絵を多数出版した版元にスポットを当てた展示を展開。物尽くしや細工物、物語、ゲームなど、様々なジャンルのおもちゃ絵を約170点にわたって紹介する。
第二部では、児童文学研究者で法政大学名誉教授であったアン・ヘリング氏のコレクションから選んだ作品を公開。同氏が特に大切にしていたという桃太郎に関係する作品をはじめ、猫の絵、組上げ灯籠、双六といったおもちゃ絵を約110点にわたり取り上げる。
開館時間は10時〜17時(入館は16時30分まで)で、入館料は大人・大学生が100円、65歳以上が50円、小・中・高校生が50円。1月8日を除く月曜日と、12月28日〜1月3日、1月9日は休館日となる。