テレビプロデューサーの佐久間宣行氏が18日、YouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』で公開された動画「【トーク前編】鈴木おさむが目撃した伝説の瞬間ベスト10前編! オードリー若林から沢尻エリカ、浜崎あゆみ、マドンナ、マイケルジャクソンまでレジェンドとのエピソードが続々!」に出演。鈴木おさむ氏が放送作家引退を決めた理由の一つに共感する一幕があった。
鈴木氏が「“50歳以上のディレクターとかテレビの人問題”って結構あるじゃないですか。本当に深刻な問題」と切り出すと、佐久間氏も「あります。本当に深刻な問題」とうなずきながら、「テレビ業界の縮小の仕方と、若いクリエイターが少なくなってるから、そうするとテレビだけやってた人の50代って厳しいですよね」と指摘。
この発言を受けて、鈴木氏は「僕は放送作家の諸先輩方に一個言いたいことがあるとしたら、もっと若手に対して選択肢を与えてくれよと。選択肢を与えるのも含めて、僕はドラマとか舞台もやってた。こういうやり方もあるぞって」と述べた上で、自身について「今から別のことにチャレンジして、なにか別で成功することができれば、はやめに『あ、別の選択肢もあるんだ』っていうのが与えられるかなって」と明かした。
また、佐久間氏が「僕が強烈に思っちゃうのは、秋元(康)さんがAKBを始めたのが47歳。糸井重里さんがコピーライターを辞めて『ほぼ日』を始めたのが50歳」と例に出すと、鈴木氏も「伊丹十三が映画を撮り始めたのが51歳とかなんです」と返答。佐久間氏は「その年齢を覚えてるってことは、俺もおさむさんも明らかにその年齢を意識してますよね」としみじみと語っていた。
【編集部MEMO】
『佐久間宣行のNOBROCK TV』は、佐久間宣行氏が企画・プロデュースを担当し、自身も出演するYouTubeチャンネル。芸人たちがさまざまな“選手権”に臨む企画や、佐久間氏とゲストとのトーク企画、スターを発掘するオーディション企画などが行われ、チャンネル登録者数は150万人超え。動画「【下ネタ我慢】どぶろっくが本気ネタ8連発! 下ネタで笑いたくない二瓶有加 & 松本優は我慢できるのか…?」の再生回数が1,300万回を超えるなど、ヒットコンテンツを多数生み出している。