11月17日(現地時間)、アメリカ・サンフランシスコでAIの技術開発に関して日米で意見交換会が実施された。日本からは経済産業大臣を務める西村 康稔 氏が参加し、アメリカの半導体企業におけるトップと会合した。

  • サンフランシスコで開催の日米AI意見交換会にGPU開発のスーパースターが大集合。日本からは経産省大臣が出席 画像はAMD Japanから

 西村 康稔大臣のアメリカ外遊にあわせて開催された意見交換会。大臣はX(旧Twitter)上に「AI・半導体関連の世界トップ企業とラウンドテーブル(意見交換会)を開催しました。参加者からは日米連携強化に関し力強い意見と意思表明を頂きました。こうした日米連携を通じラピダスの最先端半導体の量産を確実なものとしていきます。またNVidiaから生成AIの開発に不可欠なGPUの供給確保を受け、日本のAI開発を加速していきます。今般確保した2兆円超の補正予算でこうした取組を支援していきます」と投稿し、日本における半導体産業へのコミットメントについても言及している。

写真には言及されたNVIDIAのほか、AMDでCEOを務めるリサ・スー博士に加え、GPU開発における第一人者でスーパースターのジム・ケラー氏(現在はTenstorrent社)も写っている。基調講演ではトレードマークの“革ジャン”を着用して現れることが多いNVIDIAのCEO、ジェンスン・フアン氏もスーツ姿のようだ。