元メジャーリーガー・川崎宗則が、鈴木亮平主演のTBS系日曜劇場『下剋上球児』(毎週日曜21:00~)に出演することが20日、発表された。
念願の“夏に一勝”を果たしザン高こと越山高校の歴史を変えた球児たちの活躍や、南雲(鈴木亮平)・山住(黒木華)と球児たちとの関係性にSNS上で感動の声が多く寄せられた第6話。“日本一の下剋上”までのカウントダウンが着々と進むなか、ついに南雲が監督に復帰。物語が大きく動き出す26日放送の第7話に元メジャーリーガー・川崎宗則の出演が決定した。
川崎は2006年に開催されたWBC第1回大会の優勝メンバーであり、2012年からはメジャーリーグでもプレーした経験を持つ。42歳になった現在も独立リーグで現役を続けており、持ち前の明るいキャラクターで人気を博している。
川崎が連続ドラマへ出演するのは本作が2度目だが、前回は本人役での出演ということもあり、本格演技は今回が初挑戦。演じるのは越山高校野球部の練習試合の対戦校となる三重西高校の監督役だ。
撮影中、川崎は大きな声で終始現場を盛り上げ、現場の士気は一気に上昇。南雲や山住とセリフのやり取りもあったが、順調に撮影が進んだ。また、撮影の合間には三重西高校野球部の球児たちと自然にノックが始まり、その様子を見た鈴木亮平が参加する場面も。
撮影を終えた川崎は「セリフもちゃんとあったので緊張しましたが、そこは役者魂で乗り切りました!(笑) それも鈴木さんをはじめ皆さんが緊張をほぐしてくれたおかげですので感謝しかありません。本当にいいチームだと思います!」とコメント。また、オーディション時に指導した球児キャストに対しては「あの時よりみんなシュッとしていて、表情が精悍で、撮影を重ねて少しずつ成長しているんだなと、そしてまだまだ伸びしろがあるなとも感じました」と久しぶりに再会した球児たちの成長した姿に驚き、うれしそうに話した。最後には、鈴木や球児たちと「野球、サイコー!!!」と言いながら写真撮影を行った。
第6話でついに11年ぶりの甲子園予選1回戦を突破した越山高校野球部。第7話では部員たちとの約束にこたえ、南雲が監督に復帰することに。練習試合を重ね着実に成長を見せる野球部員たち、そして南雲は監督を続けるために、丹羽(小泉孝太郎)と犬塚(小日向文世)にある目標を宣言する。
【編集部MEMO】
『下剋上球児』は、高校野球を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描くドリームヒューマンエンターテインメント。三重県立越山高校に赴任して3年目の社会科教員で、廃部寸前の弱小野球部の立て直しに奮闘する主人公・南雲脩司役を鈴木亮平、家庭科担当で野球部部長の山住香南子役を黒木華が演じ、約半年間に及ぶオーディションを経て決定した12人の若手俳優たちが野球部メンバーとして出演している。
(C)TBSスパークル/TBS 撮影:ENO