アイドルグループ・NMB48の安部若菜原作の小説『アイドル失格』が、同じメンバーの山本望叶主演でドラマ化されることが20日、明らかになった。BS松竹東急で2024年1月13日から毎週土曜(23:00~)に放送される。
『アイドル失格』は、アイドルに恋愛感情を抱く「ガチ恋オタク」と、不動のセンターとしてキラキラ輝く「アイドル」という出会ってはいけない2人の恋と成長の物語。ドラマ初主演となる山本が演じるのは、小野寺実々花だ。
実々花は、所属するアイドルグループ「テトラ」の人気が順調に上がっていく中で、将来に漠然とした不安を抱えている女の子。キラキラと輝くアイドルの姿の裏に抱える等身大の不安や悩みもがく姿を、現役アイドルならではのリアルさを投影し、可憐に演じる。
コメントは、以下の通り。
■山本望叶 コメント
先ず、本当に嬉しい気持ちです。若菜の書いた小説がドラマ化することもですし、そのドラマに自分も出演させていただけること、しかも主演ということで、聞いた後は5日間くらい夢見心地でした。
演技の経験は少ないですが、ずっと演技のお仕事がしたいと思っていました。
選んでいただいたことに感謝して、安部先生の顔に泥を塗らないよう、精一杯頑張りたいと思います!
分からないことだらけで不安な気持ちもありますが、こうして悩むことも夢だったので、すごくワクワクしています!
■原作:安部若菜 コメント
まさか自分の書いた小説「アイドル失格」をドラマ化していただける日が来るなんて、本当に嬉しいです!
作中のアイドルグループ「テトラ」の4人が歌い踊る姿や、ドキドキの恋愛の行方など、ドラマ版ならではの部分も楽しんでいただけたらと思います!小説版との違いも読み比べてもらえたら、より『アイドル失格』の世界を楽しめてサイコーです!素敵なドラマになると思うので、ぜひご覧ください!
■伊藤学プロデューサー(KADOKAWA)コメント
これは「アイドル」と「オタク」の物語でありながら、このドラマを見ることになる「あなた」の物語かもしれない。
素晴らしい感性で描かれた原作をベースとして、頼れるスタッフ・キャストとともに、皆さんに楽しんで頂けるドラマを全力で制作しています。
何者かになりたいという想い、誰かに必要とされたいという想い。誰もが一度は願ったことのある、そんな青臭くて、爽やかで、悩める気持ちを持った二人の“進む道”と“決断”をぜひご覧ください。