女優の森川葵が、フジテレビ系ドラマ『大奥』(来年1月スタート、毎週木曜22:00~)に出演する。

森川葵

森川が演じるのは、大奥で京から嫁いできた倫子の付き人となる御中臈のお知保(おちほ)。貧しい旗本の娘で、公家の娘である倫子(小芝風花)が家治(亀梨和也)の正室になることを快く思っていない。大奥にいるすべての女性たちを束ねる重役・大奥総取締の松島の局(まつしまのつぼね)の部下だったが、正室・倫子付きとなり、松島の指示に従って倫子やお品(西野七瀬)に度重なる嫌がらせを行い、大奥の洗礼を浴びせる。

コメントは、以下の通り。

■森川葵 コメント

――本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。

「『大奥』はこれまで名だたる出演者の皆さんが出演されていて、歴史あるハードルの高い作品だと感じています。出演が決まったときは、“やってやるぞ!”という気持ちの反面、プレッシャーも感じました。これまでの『大奥』の出演者の方々と比較されるのかな…と思うと押しつぶされそうになります(苦笑)。でも、この作品を乗り越えたら、きっと新しい世界が見えてくると思うので、ワクワク感と楽しみもあり、両極端の感情が自分の中にあります。精一杯(いっぱい)頑張りたいと思っています」

――『大奥』という作品の印象はいかがですか?

「やはり豪華絢爛(けんらん)なイメージがあります。あとは、女性同士のドロドロとした争い…という印象です」

――ご自身が演じられる役の印象や役作りについて教えてください。

「最初は嫌われる役だと思うのですが、嫌われてなんぼかなと思っています。私が演じるお知保は、自分の家族のために大奥という場所で自分の地位を築いて、自分や家族の人生のために必死に生きていたら、結果こちら側から見たら嫌な人物に見えてしまっていて。でも、お知保はお知保で一生懸命なので、表面的に見えている部分と、内面の掘り下げた繊細な部分を自分でしっかりと整理しながら演じていけたらと思っています」

――最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。

「撮影を必死に頑張りますので、新しい『大奥』を楽しみにしていただけるとうれしいです。それぞれの役の感情を届けられるよう一生懸命頑張りますので、ぜひご覧いただけたらと思います。楽しみに待っていてください!」

■企画:安永英樹氏(フジテレビ編成部)コメント

「森川さんとは以前『恋愛トキワ荘』(22年、フジテレビ)という漫画家恋愛シミュレーションバラエティや、深夜ドラマ、その他の番組で何度かご一緒させていただきまして、表情の豊かさ、感情表現の巧みさを目の当りにしてきました。その幅広さはお芝居でも生かされています。森川さん演じるお知保は複雑な背景と感情を持った人物です。とことん主人公を追い込む森川さんを楽しみにしています」