ガーミンジャパンは11月16日、モーターバイク用の6型ナビゲーションデバイス「zumo XT2」を国内発表した。11月24日に発売する。価格は99,800円。
「zumo XT2」は、6インチ(1,280×720ドット)のディスプレイを搭載した、バイク用のナビゲーション端末。1,050nitsの高輝度で日射下でも視認しやすく、MIL-STD-810に準拠した耐熱・耐衝撃性能を備えている。防水性はIPX7。画面はグローブをしたままでもタッチ操作可能だ。
設置は縦向き、横向き両対応。縦向きモードでマウントすると、前方のルートを詳細に確認できるようになる。昼夜で画面表示を自動/手動変換できるほか、トンネル進入時に自動で表示を切り替えるトンネルアシスト機能も搭載する。
地図はゼンリン詳細道路地図を標準装備(更新は有料)。位置情報はマルチGNSS(GPS、GALILEO)をサポートし、山間部でも途切れずナビゲーションできるという。Bluetoothヘッドセット内蔵ヘルメットとペアリングしてハンズフリー通話にも対応。また、衝撃時にあらかじめ指定された連絡先に自動的に知らせる「事故通知機能」も搭載する。
無料の独自アプリ「Garmin Tread」を使うと、zumo XT2上で次のライド計画の簡単作成や、ルートの表示、編集が可能。グループ内で「Garmin Tread」を各スマートフォンにインストールし、設定すると「zumo XT2」に他のライダーの位置を表示でき、離れたときも合流しやすい。
稼働時間は最大7時間(バックライト100%時で最大5時間)。電源はUSB Type-C給電による内蔵バッテリー。本体サイズは15.6×8.9×2.5mm、重さは340g。