IDEATECHは11月14日、「外資系企業におけるマーケティングリサーチ活用の実態調査」の結果を発表した。調査は10月19日〜24日、外資系企業で働いており、マーケティングリサーチを実施したことがある会社員を対象に、IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査として行われた。有効回答は106人。
まず、マーケティングリサーチの実施頻度を調べると、「1カ月に1回以上」が30.3%、「2~3カ月に1回程度」が29.2%、「4~6カ月程度に1回程度」が28.3%となった。
マーケティングリサーチの実施手法については、1位は同率で「オンライン調査・ネットリサーチ」と「アンケート調査」(各50.0%)、3位は「フィールド調査」(44.3%)と続いた。
次に、マーケティングリサーチを活用したコンテンツを発信方法を聞くと、「外部メディア活用」が57.5%でトップ。以下、「自社サイト活用」が42.5%、「プレスリリース活用」が36.8%となった。
マーケティングリサーチを行う際の課題については、1位「リサーチ結果を具体的な戦略やアクションに落とし込む難しさ」(49.1%)、2位「日本市場向けのリサーチの人材担当の不足」(42.5%)、3位「リサーチの発信が困難」(36.8%)と続いた。
また、今後注力していきたいマーケティングリサーチ方法では、「オンライン調査・ネットリサーチ」(46.2%)が1位となっており、同調査では「今後ますますオンラインでの調査が増えていくのではないか」と推測している。