女優の菅野美穂が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(毎週木曜21:00~)第5話がきょう16日に放送される。

  • 菅野美穂(中央)=テレビ朝日提供

■菅野美穂主演『ゆりあ先生の赤い糸』

今年の「第27回手塚治虫文化賞」で頂点となる「マンガ大賞」に輝いた入江喜和氏の同名コミック(講談社)を実写化する同作は、「タフで明るい“踏ん張る主婦”ヒロイン」の伊沢ゆりあ(菅野)が、突然目の前に現れた夫の“彼氏”、“彼女”、“隠し子”と奇妙な同居生活を開始し、時にぶつかり合い、時に手を取り合い、意識不明状態となった夫の介護に勤しみながら、「血の繋がりを越えた“家族”の絆」を編み上げていくというストーリー。

■稟久、節子がゆりあの恋に気づく

前回の第4話ラストでは、戸惑いながらも自分の気持ちに正直になり、ワンオペで息子を育てる便利屋・伴優弥(木戸大聖)との禁断の恋に足を踏み入れたゆりあ。第5話では2人の恋が一気に加速する。未だに意識が戻らない夫・伊沢吾良(田中哲司)の自宅介護に加え、夫の愛人や隠し子? たちとの同居生活。人のために奔走する気苦労が絶えないゆりあの心を、優弥との恋が穏やかにしてくれる。しかし、ゆりあがこっそり優弥と会っている現場を、夫の“彼氏”・箭内稟久(鈴鹿央士)が遠くから目撃。最近は打ち解けていた稟久が、この日を境に理由は告げずに刺々しい態度を取り始めることに。姑・伊沢節子(三田佳子)もゆりあの変化に気づいてしまったよう。そして昏睡状態の夫・吾良が突然不満を訴えるかのように連日言葉にならない声を出し始めることに。ついに吾良が目覚めの時を迎えるのか。また、大好きなバレエも経済的に苦しい母親を気遣って、自分では習わないと言い張るみちるの長女・小山田まに(白山乃愛)。その姿に子どもの頃の自分自身を重ねたゆりあは、まににバレエを習わせてあげたい一心で、レッスン見学に誘う。ゆりあは胸が躍り、バレエを習いたくなるものの、肝心のまには頑なに背を向ける。

【編集部MEMO】第5話あらすじ
気苦労が絶えなかった伊沢ゆりあ(菅野美穂)だが、戸惑いながらも自分の気持ちに正直になり、ワンオペで息子を育てる若き便利屋・伴優弥(木戸大聖)と“人目を忍ぶ恋”を育みだしたことで、心が穏やかになっていく。その一方、ゆりあはみちるの長女・小山田まに(白山乃愛)のことが気にかかっていた。女の子っぽいことは似合わないと諦め、大好きなバレエも経済的に苦しい母親を気遣って、自分では習わないと言い張るまに。その姿に子どもの頃の自分自身を重ねたゆりあは、まににバレエを習わせてあげたい一心で、レッスン見学に誘う。ゆりあは胸が躍り、バレエを習いたくなるものの、肝心のまには頑なに背を向ける。そんな中、ゆりあがこっそり優弥と会っている現場を、箭内稟久(鈴鹿央士)が遠くから目撃してしまう。