カシオ計算機は11月15日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新製品として、チャールズ・ダーウィン財団とコラボレーションした「GW-B5600CD」シリーズを発表した。カラーやLEDライト点灯時のグラフィックスが異なる3モデルをラインナップする。いずれも12月8日に発売し、価格は26,400円。
チャールズ・ダーウィン財団は、ガラパゴス諸島において自然環境保護の活動をしている国際的な非営利団体。1959年から、ガラパゴス諸島の陸や海域の生物および生態系の調査、島の自然保護活動などを行っている。今回、G-SHOCKとは1999年以来となる2回目のコラボレーションだ。
コラボレーションモデルのGW-B5600CDシリーズは、型番が示すように定番のスクエアモデル「GW-B5600」をベースモデルにチョイス。ガラパゴス諸島に生息する生物のシルエットと、その生息地である豊かな自然をテーマにデザインした。ベゼルやバンドの樹脂素材には、原料として再生可能な有機性資源を含むバイオマスプラスチックを採用している。
3モデルのラインナップがテーマとするのは、ブラックのGW-B5600CD-1A2はハンマーヘッドシャークと海、同じくブラックのGW-B5600CD-1A3はダーウィンフィンチとスカレシアの森、イエローのGW-B5600CD-9JRはガラパゴスゾウガメと岩場。各モデルはこれらのモチーフをフェイスに描き、LEDバックライトを点灯すると生物のシルエットが浮かぶ。
バンドには、スペイン語で「Apoyo la conservación de Galápagos.」(私はガラパゴスの保全を支持します。)とプリントし、裏ぶたにはチャールズ・ダーウィン財団のロゴとスペイン語の財団名を刻印。パッケージもモデルごとに異なる特別仕様となっている。