11月12日(日本時間)、無料で利用できる配信ソフトウェア「OBS Studio」における最新バージョン「OBS Studio 30.0」の提供が開始された。多数の新機能・変更点が加えられたメジャーアップデートとなっているほか、バグ修正も大量に行われている。
大きな特徴として、対応するプラットフォームではWHIP/WebRTCを用いた配信が行えるようになり、遅延が大幅に低減される点がポイント。これによって来年5月以降のアップデートではFTLが利用できなくなる予定。LinuxではIntel QSVを用いたH264、HEVC、AV1エンコード・デコードをサポートするようになったほか、macOSにおける仮想カメラを開発しなおして改修。Windows環境におけるOBS Studioの起動を高速化するため、シェーダーキャッシュを生成するようになっている。
そのほか、多くの新機能や変更点、バグ修正についてGithubで確認できる。