タレントの長谷川京子がMCを務めるフジテレビのバラエティ番組『トーキョーツキイチMTG』(毎月第3土曜25:45～、初回は25:50～)が18日にスタートする。このほど初回収録を終え、長谷川と初回ゲストのファーストサマーウイカが、女性に生まれて良かったことや苦労を語った。

  • 左からファーストサマーウイカ、長谷川京子＝フジテレビ提供

■女性の悩みを共有する『トーキョーツキイチMTG』

「女性の身体のこと・健康のこと・生きづらさのことを本音で語ることがファッションになる世界を!」をモットーに。普段はちょっと話しにくいことをとことん語り合い、いろいろな悩みや情報をみんなで共有する夜の雑談バラエティ。初回収録ではウイカのほか、CRAZY COCO、グレイス杉山クリニックSHIBUYA院長の岡田有香氏をゲストに迎え、「卵子凍結」をテーマにトークを繰り広げた。

■女性で良かったことは「出産」「井戸端会議」

女性で良かったこと、苦労したことを聞かれた長谷川は、「語弊が生まれるかもしれないですけど」と前置きしたうえで、「子どもを産めたことはすごく良かったなと思うし、やっぱり女性特有の病気や不調は色々とありますけど、そういう経験を経てすごく人としての幅が広がって、知識も得られた」とコメント。「これから更年期や、子どもが大きくなったことによる問題も出てくるかもしれないけど、そういう経験ができるのもやっぱり女性ならでは」と、苦労も人生の充実につながっていると語った。ウイカは「井戸端会議みたいに喋れるのは女性の楽しみの一つ」と挙げる。「生理だったり、ずっとついて回る苦労はもしかしたら男性よりも多いんじゃないかなって思うし、美容だったり、子育てもそうだし、気にかけることが多すぎて」と苦労を語る中では、「もっと給料上がれとも思うし」と笑いを誘う場面も。そして「でも、世の中に言いたいことがいっぱいあるからこそ、それを共有できる仲間と井戸端会議ができるところは女性で良かった」とまとめた。長谷川は「『給料上がれ』は、またちょっと違うんじゃない?」と笑いながらツッコんだが、ウイカは「まだまだ、まだまだ低いぞ日本! って。日本も、弊社もですね」と冗談交じりに訴えた。

■女性の悩みを取り上げる番組も皆で見る世の中に

また、こういったトーク番組の場で心がけていることについて、「『グータンヌーボ2』でもそうですが、相手にいかにいろいろな話をしていただけるかが大事だと思うので、とにかくざっくばらんに話しています。『これ使えないかな』とか『これNGかな』とか気にすると、話せるカテゴリーがすごく狭くなってしまうので、先に私がバーンと話して、ここまで喋っていいんだと感じてもらえるような、話しやすい環境にすることを心がけています」と長谷川。ウイカは「私は女性向け、男性向け、というのは一切考えないようにしていて、むしろ皆見てよ、と。女性が直面している悩みに寄り添って、共有して広げていきたいなと思います。できればパートナーとか家族に『こういうことあるねんで! よう聞いときや!』と言えるようになるのが目標というかベストだなと思っているので、(男性の方にも)女性の番組だから見ない、とは思わないでほしいです」と呼びかけた。