日本テレビ系ドキュメンタリー特番『密着26年! 新たな命も誕生 大家族石田さんチ2023~人生は続くよ、どこまでもSP~』が、きょう15日(19:00~)に放送される。
日本一有名な大家族石田さんチの取材を開始したのは1997年。お父ちゃん・石田晃さんは茨城県水海道市(当時)から片道2時間半をかけて都内の外資系化粧品会社に通勤するサラリーマンだ。お母ちゃん・千惠子さんは毎日30キロの洗濯物と9人の子育てに格闘。子どもたちは1歳から18歳までの7男2女、きょうだいゲンカや親子ゲンカで毎日が戦場のようなすさまじさだった。
2年前、第1子のえなちゃんが生まれ、東京から実家のある茨城県に引っ越してきた末っ子で7男の隼司くん。今年、妻・麻衣さんが第2子を妊娠した。コロナ禍だったえなちゃんの時と違い、今回はその誕生の瞬間にカメラが立ち会うことが許された。
本格的な陣痛が始まったのは予定日の12日前。病院に到着する頃には痛みにほとんど身動きが取れない状態の麻衣さん。そこから約13時間にわたり陣痛との闘いが始まる。痛みに耐える妻と、それを見守る夫・隼司くん。突然ママが目の前から居なくなり泣きじゃくる2歳のえなちゃん…。そして約13時間の格闘の末、無事、新しい命が誕生する。
ずっと大家族を支えてきてくれた千惠子さんの実母・みさ子お婆ちゃんは、12年前からアルツハイマー型認知症を発症し、それが今年かなり進行。本人は「目の開け方もわからない」というような状態になってしまった。
みさ子お婆ちゃんの介護を目的に始まった円満別居生活も今年で8年が経過したが、最近では夫婦でのLINEのやりとりは、2021年を最後に止まってしまっているという。はたして2人の関係の行方は…。
そんな中、長男・孝之くんはある計画を立てていた。それはコロナ禍でなかなか集まれなかった家族を全員集めたいというプラン。しかも今年は末っ子一家に新たな家族も誕生し、過去最大級の家族イベントにしたいと考えていて、その候補として、今年4年ぶりに開催される「常総市きぬ川花火大会」(10月28日実施)に集まることにした。はたして孝之くんの計画通り、家族全員集合となるのか。
今井恵介ディレクターや、肺がんから復帰した中林清一カメラマンといったおなじみの取材チームも健在。3時間たっぷり石田さんチの“今”を伝えるべく、放送ギリギリまで取材を続けている。
(C)日テレ
【編集部MEMO】
昨年放送の『石田さんチ』では、えなちゃんが、突如40℃を超える高熱を発症。麻衣さんが付き添いながら緊急入院することになったが、隼司くんはコロナ禍で面会することもできなかった。