アイドルグループ・Snow Manの渡辺翔太が、来年1月スタートの日本テレビのドラマ『先生さようなら』(毎週月曜24:59~)で、連続ドラマ単独初主演を果たすことが15日、明らかになった。

渡辺翔太

八寿子氏のコミック『先生さようなら』『ハイライト』をドラマ化する今作で渡辺が演じるのは、高校の美術教師・田邑拓郎。先生らしくないノリの良さと明るさの愛されキャラで、生徒たちに「タムラっチ」と呼ばれ親しまれている。女子生徒の人気が高く、面白く思わない同僚教師もいるくらいだ。

初めて担任のクラスを受け持つことになったが、その生徒のひとり・城嶋弥生に恋心を抱かれることに。しかし、実は田邑は自分自身が高校時代に担任の国語教師・内藤由美子に哀しい恋をした経験があった…。

また、今作の主題歌には、Snow Manの「We'll go together」に決定した。

コメントは、以下の通り。

■渡辺翔太 コメント

――このドラマに出演すると決まった時の、率直な感想を教えてください。

本当に僕が単独主演をやっていいんだ!とめちゃめちゃ嬉しかった反面、主演という重みにとてもプレッシャーを感じました。そして、高校の美術の田邑拓郎先生に加えて、高校生の田邑拓郎くんの2つのストーリーがひとつのドラマの中で観れるところがとても面白いなと思いました。

――原作・台本を読んだ時の感想を教えてください。

青春ドラマの内容に、とてもキュンキュンして楽しそうな作品になりそうだな、と思いながら台本を読みました。これまでコメディーを演じることが多かったので、恋愛ドラマを自分で演じられるのかとプレッシャーも増しました。ドラマの主演の話をメンバーにした時に、皆かなり喜んでくれたんですけど「胸キュンのドラマなんて、照れちゃって出来ないんじゃないか?」とイジられました(笑)。

――役を演じるにあたって準備していることはありますか?

実は僕、キュンとするようなセリフだったり、キザな言い回しとかがあると照れてしまう所があるので、このドラマに向けてそれは取っ払おうと思って役作りに励んでいるところです。高校生の役も自分で演じることを聞いた時は、ドキドキしました。今月31歳になりまして「何年ぶりに制服を着るんでしょうか…?」というところから始まり、学生のピュアさって出そうと思って出せるものじゃないから、すごく心配でした。ですがスタッフの皆さんと話をして、今は「僕でも出来る!」と自分を信じて演じようと思います。

――ドラマの撮影で楽しみにしていることや、やってみたいことなどありますか?

僕は人見知りですし本当の高校生たちと話す機会があまりないので、リアルに教師になった気分で撮影の合間、生徒たちとたくさんくだらない会話をしたいなと思っています。そして、生徒との距離を詰めていって、撮影の時に教師と生徒としての自然な関係値を画面の中で表現できたらいいなと思っています。

――このドラマの見どころ・意気込みを教えてください。

現在と過去。教師の僕と高校生の僕をひとりで演じるところです。2つのストーリーが交錯するので「2つのドラマを観てるみたい」という面白さがすごくあると思います。ドラマを観てくださる人に、高校生の時の拓郎と先生の時の拓郎の演じ分けに注目して頂き、より楽しんでもらいたいと思っています。

――主題歌「We'll go together」について。

僕が単独初主演を務めさせていただくドラマの主題歌に、Snow Manの楽曲が選ばれることが初めての経験でしたので、「こんなにうれしいものなのか!」と率直に思いました。この「We'll go together」はまっすぐな言葉で、今の関係だったり、未来がどうなっていくのか、などドラマの世界観を分かりやすく表現できている楽曲だと思っています。このドラマの主題歌を決める時、色々な曲をメンバー全員で聞き込んだのですが、圧倒的に「We'll go together」への票数が多く、打ち合わせが1回で終わりました! 「ここで巡りあえたことが」や「永遠だよ」など、ドラマの内容だけでなく、今のSnow Manにもリンクしている部分があるかと思いますので、ぜひ、歌詞にも注目していただけたらうれしいです」と語る。

――最後に、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

2024年はこのドラマで一緒にキュンキュンしてもらえたらとても嬉しいです。最終回まで田邑拓郎の恋がどうなるのか見続けてほしいなと思ってますし、ぜひSNSなどで盛り上げてくれたらとても嬉しいです。観てくださる方と一緒にこの作品を盛り上げていきたいです。よろしくお願いします。

■原作:八寿子氏 コメント

この作品は、私が学生時代に日々感じていた学校の空気を思い出しながら描きました。内容のほとんどはもちろん創作ですが、登場する先生の田邑拓郎・内藤由美子という名前は、当時お世話になり、大好きだった先生方の名前から取らせて頂きました。思い入れは強くありつつも漫画界の片隅でひっそり数回だけで連載を終えたのですが、まさか10年越しで新たな作品として息を吹き込んで頂けるとは思いもよりませんでした。スタッフ・キャストの皆様、本当にありがとうございます。視聴者の皆様、ぜひ一緒に楽しみましょう!

(C)「先生さようなら」製作委員会