JR九州は14日、廃車解体のため小倉総合車両センターに入場中のキハ66・67形国鉄色、キハ66・67形「シーサイドライナー」色、415系鋼製車を同センター内で見学できる車両見学会を12月16日に実施すると発表した。

  • 国鉄色のキハ66・67形

10時からの午前の部、13時30分からの午後の部の2回に分け、各回約90分の見学会を実施。各車両とも屋外に展示され、キハ66・67形国鉄色は「キハ66-1」「キハ67-1」「キハ66-110」「キハ67-110」の4両を展示する。このうち「キハ66-1」「キハ67-1」は車内見学も可能。キハ66・67形「シーサイドライナー」色は「キハ66-3」「キハ67-3」の2両を展示し、外観のみ見学できる。415系鋼製車はFo-126編成(「クハ411-126」「モハ415-126」「モハ414-126」クハ415-226」の4両編成)を展示し、外観のみ見学できる。

見学時、前照灯点灯や方向幕変更など個別の要望には応じないとのこと。車体の劣化が進み、一部部品を取り外した車両もあるという。

  • 「シーサイドライナー」色のキハ66・67形(展示車両とは異なる編成)

  • 415系鋼製車(展示車両とは異なる編成)

午前の部・午後の部ともに各100名を募集(小学生・中学生は保護者の同伴が必須)。参加費は1万円(大人・こども同額)で、記念品としてキハ66・67形国鉄色のオリジナルマグカップと415系の吊り革を1人1個ずつ進呈する。STORES予約「JR九州トラベルデスク」ページにて、11月15日9時30分から申込みを受け付ける。