顧客満足度調査などを実施する企業・oricon MEは、「定額制動画配信サービス」についての満足度調査の結果を公開(pdfが開きます)した。その結果によるとNetflixが、3年ぶり5度目の総合1位に輝いた。ネットでは「ニコニコあかんか」「ユーネク一択」などと、他のサービスの順位を気にかける声もあがっている。
本調査は、定額制動画配信サービスを自身のアカウントで2カ月以上継続登録し、料金を把握している全国の18~84歳までの男女8,486人を対象に今年6月から7月にかけて実施されたもの。各評価項目について満足度を調査し、その結果を集計し「総合」と、「評価項目別」、「部門別」でランキング化している。
結果として、米大手動画配信サービス・Netflixが総合得点77.3点を記録し、2020年以来3年ぶり5度目の総合1位を受賞した。サービスの使いやすさや、コンテンツの充実度などが評価されたようで、評価項目別では「手続きのしやすさ」と、「アプリ・サイトの使いやすさ」、「動画の見やすさ」、「利用料金」の4項目でトップの評価を受けている。また、ジャンル別では「海外ドラマ」部門、「韓国ドラマ」部門、「ドキュメンタリー」部門でそれぞれ1位を獲得した。
Netflixの利用者からは、「Netflix独占配信の作品も多く、そしてとても面白い。イントロスキップとED(エンディング)自動スキップがあるのがとても便利で続きをすぐみたい時に助かる」や、「新作が早くて多く、ドラマや映画やバラエティ、アニメなどラインアップが豊富にある。料金のプランが豊富。日本のドラマや映画を観るときでも字幕がつけられる」などの声が挙げられたそう。
次いでディズニー公式動画配信サービス・Disney+が、76.2点を獲得して総合2位にランクイン。評価項目別では「コンテンツの充実さ」で3年連続1位の評価を得たほか、ジャンル別では「洋画」部門と、「オリジナルコンテンツ」部門、「Z世代」部門で1位を獲得している。
ジャンル別でみると、Amazonプライム・ビデオが「音楽」部門、Huluが「お笑い」部門、ABEMAプレミアムが「バラエティ」部門、FODプレミアムが「邦画」部門と「国内ドラマ」部門、dアニメストアが「アニメ」部門、DAZNが「スポーツ」部門でそれぞれ1位に輝いている。
ネット上では「DMM TVで良いぞ」「ニコニコあかんか」「ネトフリに当たり無し」「満足度が低い人は解約する価格設定だから」「貧乏人はU-NEXT使わないよね」「ネトフリはマーベル見れないんだよな。ワンピース実写観てすぐ解約したわ」「ユーネク一択だろ」「お金使いたくないからTVerかAbemaの無料しか見ん」「AppleTV+だけだわ」「アマプラより満足度高いのあったのか」などの声が寄せられた。