元モーニング娘。でタレントの藤本美貴が6日、公式YouTubeチャンネル『ハロー!ミキティ/藤本美貴』に出演。子育てをしている夫婦間の“フェア度”について、自身の考えを語った。
■自分ばかりで「損している気分になる」
この日公開された動画では、「ミキティ人生相談」と題し、34歳既婚女性のお悩みを紹介。1歳半の子供がいるという相談者は、「夫にイライラしている」そうで、「子供が熱を出すと、私が毎回お迎えに行く。私も夫と同じようにフルタイムで働いており、生活費も渡しているが、私ばかり早退したり、有給を使っているので、損している気分になる」と吐露。この悩みに、藤本は、「ずっと問題だよね。フルタイムで男性も女性も働いてるのに、やっぱりしわ寄せは女性に来る」と社会的な問題だと指摘した。
一方、自身の子育てについては、「フェアとか、フェアじゃないという考え方を、あまり持ってない」と告白。「子供が幸せで、元気に立派に大人になるというゴールを描いてるわけで。そこに対しての私と旦那さんのフェア度合いは、私の中ではどうでもいい。どっちがどう関わっても、子供たちが幸せである、無事に成長してることにしか、あまり興味がない」とキッパリ語り、相談者に向けて、「平等じゃないじゃん! ってイライラするよりも、子供が無事に安心に育つということが目標」だと諭した。
また、「産後ボロボロの体で復職したため、なおさら夫にイライラする」という相談者に、藤本は、「それは2人で話し合って決めたんだから、そこに立ち戻るのではなく、前を向いてほしい」とエール。続けて、少しでも気持ちを楽にするために、「ちょっとお金を減らさせてもらったらいいんじゃない?」と提案。お迎え費用として毎回5,000円をもらうなど、具体的な案を出しながら、「ちょっとでも気持ちがフェアだなと思えるんだったら、そういう話し合いはいいかもしれない」とアドバイスしていた。
藤本のアドバイスに、視聴者からは「ミキティの考え方は本当に共感できます!」「子育てのフェア、アンフェアはあまり思わないって、いい考え方だな」「めちゃくちゃ参考になる!」「目からウロコでした」など、称賛するコメントが寄せられている。
【編集部MEMO】
2019年10月に開設されたYouTube公式チャンネル『ハロー!ミキティ/藤本美貴』は、藤本美貴が「新しい自分を発掘」すべく、色々なヒト・モノ・コトと出会い、好きなことを見つけ、やりたいことをやっていく様子を届けるチャンネル。4年前のブログには、「17歳から芸能生活をしてきてありがたい事に守られた環境だったからこそ本当に知らないことや、やった事が沢山あったり…これから色んなYouTubeを通して経験して34歳から新しい藤本美貴を発掘できればいいなと思っています」と意気込みをつづっていた。最近では、視聴者の悩みに答える「ミキティ人生相談」のほか、夫・庄司智春(品川庄司)とのドライブトークやランチデートも人気を集めている。