任天堂が11月8日、人気アクションRPGシリーズ「ゼルダの伝説」を扱った実写(ライブアクション)映画の開発を正式にスタートしたと発表した。これがネットでも「どのゼルダ?」「完全に期待」などと話題になっている。
「ゼルダの伝説」は、1986年に第一作目が発売されて以来、高い人気を誇る同社の人気アクションRPGシリーズ。作品ごとに時代や、主人公の設定などは異なるものの、基本的に主人公のリンクが、邪悪な力によって危機に陥ったハイラル王国を救う物語が展開される。
今回の発表によると、「ゼルダの伝説」の実写映画のプロデューサーは、同社代表取締役フェローの宮本茂さんと、Arad Productionsの代表であるAvi Aradさんが共同で担当する。Aradさんは、「スパイダーマン」シリーズの実写映画のほか、アクションアドベンチャーゲームを原作とする実写映画「アンチャーテッド」なども手がけている。
制作は任天堂とArad Productionsが行い、監督はSFミステリー映画「メイズ・ランナー」シリーズや、2024年公開予定のSF映画「猿の惑星/キングダム」などを手がけるWes Ballさんが担当する。同社は、「任天堂自らが映画の制作に深く関与することで、任天堂ならではの独自のエンターテインメントを創造」するとしている。また、宮本さんは「完成まで時間がかかりますが、楽しみにお待ちください」とコメントした。
宮本です。「ゼルダの伝説」の実写映画の企画を数々のヒット作を手がけたAvi Aradさんと長年進めてきました。今回Aviさんに共同プロデューサーをお願いし、任天堂自ら制作に深く関与して正式に開発をスタートしました。完成まで時間がかかりますが、楽しみにお待ちください。https://t.co/UDjMVPtcAx
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) November 7, 2023
映画製作費に関しては、50%以上を任天堂が出資し、全世界配給と共同出資をSony Pictures Entertainmentがおこなうそうだ。
ネット上では「どのゼルダになるんだろう?」「リンクしゃべらないけど大丈夫なんかな?」「わぁ... 完全に期待...ゼルダの実写化とは... 大当たりだ」「任天堂が深く関わるから、大丈夫そうな気はするけど、それでも実写映画化は心配💦」「凄く楽しみです。時間がかかってもちゃんと待ってます。最高の物を期待しています」「ゼルダの実写化だと??」などの声が寄せられた。