近畿日本鉄道は、2023年度も大みそかから元旦にかけて終夜運転を実施(一部路線を除く)する。奈良線では、今年度から大阪難波~近鉄奈良間で臨時特急列車を上下計4本設定。普通も同区間で上下計29本を設定し、約20~30分間隔で運転される。
同社はコロナ禍の影響を受けた2020年度を除き、大阪地区・名古屋地区の各路線で大みそか終夜運転を実施している。奈良線は2021・2022年度ともに普通のみの運転だったが、2023年度は普通の他に臨時特急列車も設定された。臨時特急列車は大阪難波駅を0時台と2時台、近鉄奈良駅を1時台と3時台に発車する。
終夜運転における奈良線の普通は、昨年度と同様、大阪難波~近鉄奈良間で上下計29本を設定し、約20~30分間隔で運転する。大阪難波駅から阪神なんば線への直通運転については記載なし。阪神電気鉄道はコロナ禍の影響を受けた2020年度以降、2021・2022年度ともに大みそかの終夜運転等は実施していない。
なお、生駒駅で奈良線と接続するけいはんな線と生駒線、生駒ケーブルも今年度、大みそかの終夜運転を実施。けいはんな線は長田~学研奈良登美ヶ丘間で普通を上下計22本設定し、約30~60分間隔で運転する。生駒線は生駒~王寺間で普通を上下計6本設定し、約80~100分間隔で運転する。生駒ケーブルは鳥居前~宝山寺間で54往復設定し、約10分間隔で運転。宝山寺~生駒山上間は早朝5時30分頃から約10~20分間隔の運転とされている。