UL Solutionsは11月10日、プレス向けのメーリングリストに対して、新ベンチマーク3Dmark「Steel Nomad」について情報を公開した。現時点では提供時期など詳細については明かされていない。
現在提供中のGPUベンチマークテスト3DMark「Time Spy」の、後継にあたるというGPU性能計測用ソフトウェアスイート。Time Spyは今のところ「最も重いが、レイトレーシングを含まない」テストとして利用されている一方、すでに十分な性能計測例が報告されており、そろそろ次期テストが必要だと表明。「Steel Nomad」はこの立ち位置を継承する。
Steel Nomadの計測においては、WindowsではDirectX 12を、macOSではMetalを、Androidやその他のプラットフォームではVulkanを活用してGPU性能を計測可能。共通の描画APIを用いるわけではないため、直接性能比較が行えるわけではないが、プラットフォーム込みでの比較を行えるようになるかもしれない。
開発中ながら、動作中のスクリーンショットが共有されている。