BABY JOBは11月9日、防災意識や救急・医療に関するアンケート調査を行った。同調査は、2023年10月17日~2023年10月30日の期間、「手ぶら登園」を利用している子育て中の全国の保護者441人(20代~50代)を対象にアンケートフォームを用いて行われた。

  • 実はデジタル化している公衆電話。アナログ公衆電話の使い方は3割が知らないという結果に。

公衆電話では、赤いボタン(救急通報ボタン)を押すことで、硬貨やカードを使わずに119番通報ができることを知っていたかという質問に対して「知らなかった」と答えた保護者は28.6%に上った。

  • 便利な#8000(こども医療電話相談)は8割以上の保護者が認識

もし救急車を呼ぶかどうか悩んだ際、119番に電話する前に、小児科医や看護師に相談ができる「こども医療電話相談」という窓口があるが、この「こども医療電話相談」について「知っていた」と答えたのは85.5%。多くの保護者が認知していることが分かった。

一方で、大人の体調不良や急なケガで救急車を呼ぶか悩んだ際、医師・看護師・相談員などが相談にのってくれる「救急安心センター」の窓口について「知っていた」と答えたのは47.8%と、半数を下回る結果となった。