FJネクストホールディングスは11月8日、「住みたい街」をテーマに実施したアンケート調査の結果をもとに、未婚の単身生活者が選ぶ「住みたい街ランキング2023」を公開した。調査は10月2日〜4日、首都圏でひとり暮らしをする20代〜30代の未婚男女1,600人を対象に行われた。
まず、「今、住みたい街」の1位は「吉祥寺」で、調査開始の2018年以来6年連続でのトップとなっている。理由としては「おしゃれ」「便利」といった声が目立ったほか、「都心へのアクセスが良い」「住みやすさと便利さのバランス」「公園があり自然豊か」「穏やかな感じがする」などが挙がっている。また、「本屋が多い」という声も。
2位は「横浜」、3位は「新宿」となっており、どちらも2019年以降は2位・3位を争っている。
4位には「東京」がランクイン。21年は10位であったが昨年では6位と順位を上げ、今年は初のトップ5入りとなった。
「中目黒」も12位から8位とトップ10入りを果たしているほか、11位以下でも「武蔵小杉」や「大井町」が順位を上げた。一方で、「大宮」は昨年の10位から16位に順位を落としている。
続いて、単身者におすすめしたい街についても尋ねてみると、「横浜」が1位となった。理由としては、「交通アクセスが良い」「便利」「おしゃれ」など。
2位は「吉祥寺」、3位は「中野」、4位は「新宿」「東京」という結果となっている。
「今、住みたい街」で人気だった「新宿」「東京」を上回った「中野」では、「交通、買い物、住みやすさのバランスが良い」「安くて美味しい店が多い」のほか、「家賃が安い」といった理由も挙げられている。
そのほか、トップ10では「高円寺」「北千住」「大宮」「練馬」、10位〜20位には「赤羽」「荻窪」「蒲田」「川崎」「町田」といった街もランクインする結果となった。