お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明が6日、YouTubeチャンネル『貴ちゃんねるず』で公開された動画「阪神38年ぶりの優勝おめでとうSP 撮って出しの2夜連続配信!」に出演。阪神・岡田彰布監督が日本シリーズ直前に述べた、オリックス・山本由伸に関するコメントについて語った。

とんねるず・石橋貴明

同チャンネルでは今回、カンニング竹山をゲストに迎え、日本シリーズについてトークした。3年連続の沢村賞を獲得するなど、日本球界を代表する投手である山本を、阪神が見事に攻略した第1戦。佐藤輝明の盗塁などシーズン中ではなかなか見られないようなプレーもあり、竹山は「岡田阪神って細かい野球をやらないイメージがあったけど、細かいことを研究して1戦目は戦いましたね」と自身の印象を語る。

すると、一方の石橋は「それでも、(岡田監督は)ずっとその前から言ってたでしょ?」と切り出し、岡田監督が日本シリーズ直前に山本について「そんなええ(ピッチャー)と思ってないって言うてるやんか」「6つも負けてるやん。大竹、2つしか負けてないやん」などと述べていたことに言及。そして、「ああいうところがちょっと、かつての野村克也監督を(思い出した)」と打ち明ける。

さらに、「イチローと初めて戦う時に、『インコースが打てないからインコースに行く』って(野村監督は言っていた)。だけどあの時のヤクルトのスコアラーがあげてきたイチローのチャート、どこが打ててどこが打てないかって、全部ホットゾーンだったって。全部打っちゃう。(だから)マスコミを使って、『インコースが苦手だからインコースいくぞ』って。たぶん、イチローも『インコース来るならインコース打ってやる』と思って、まんまと術中にハマった」と95年の日本シリーズで野村さんが使った戦術を引き合いに出した石橋。その上で、「第1戦前の、山本くんへの岡田監督のコメントとか聞いてると、そうやって意識させて(たんじゃないか)」と推測していた。

【編集部MEMO】
『貴ちゃんねるず』は、とんねるず・石橋貴明が“興味あることを全てノリでやっちゃう”YouTubeチャンネル。2020年6月、『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)でもディレクターを務めたマッコイ斎藤氏とともに始動させると、同年7月にチャンネル登録者数が100万人を突破。元プロ野球選手の清原和博氏、極楽とんぼの加藤浩次、おぎやはぎといったゲストが出演した動画が注目を集めるほか、芸能界屈指の野球通である石橋ならではの野球企画も人気を博している。