アップルは11月8日、世界中の学生を対象にしたアプリ開発のコンテスト「Swift Student Challenge」を2024年2月に開催すると発表しました。今回は、特に優秀な受賞者のなかから50名を「Distinguished Winners」として選出し、2024年夏に米アップル本社で開かれる特別なプログラムに招待する特典を用意します。
Swift Student Challengeは、プロのアプリ開発者が使っているプログラミング言語のSwiftを用いたプログラミングコンテスト。2020年から実施しており、2024年が5回目の開催となります。
2020年のSwift Student Challengeでは、福笑いをモチーフにしたアプリを開発した16歳の日本人高校生が選出されました。2023年は、日本の学生がなんと5名も入賞したことが大きな話題に。一部の受賞者は、ティム・クックCEOにオンラインでアプリを紹介して賞賛されるなど、またとない体験ができました。
2024年のSwift Student Challengeも、これまでと同様に学生であれば誰でも参加できます。これまでと異なるのが、特に優秀な50名を「Distinguished Winners」として、2024年夏に米アップル本社で開かれる特別なプログラムに招待すること。プログラムでは、アップルの専門家やエンジニアと接してさまざまな発見が得られるなど、将来に役立つ経験ができます。現地までの旅費や宿泊費はアップルが負担するので、金銭的な負担は最小限で済むのも魅力です。
Swift Student Challengeは、2024年2月の約3週間の期間中に応募できます。詳細は、2024年2月の募集開始時に改めて告知される予定です。