JR東日本八王子支社は9日、今年9月に開催し、好評を博した「武蔵野線205系を語る会」に続き、2005年まで武蔵野線を運行していた103系の思い出を語る「武蔵野線103系を語る会」を12月2・10日に開催すると発表した。
「武蔵野線103系を語る会」では、36年間わたり武蔵野線を車掌・運転士として乗務し続けた東所沢電車区の社員が、乗務員目線だけでなく愛好家目線でも103系を熱く語る。
103系は1963(昭和38)年に登場した国鉄の通勤形電車。3,400両以上も生産された色付きの電車で、武蔵野線では1980(昭和55)年から2005(平成17)年まで活躍した。両数が多く、長きにわたって活躍したため、改造によってさまざまな外観を持った特徴ある車両が存在していたという。
そのすべてを紹介することはできないが、「武蔵野線103系を語る会」の第1部では、103系の写真を見てもらいながらトークを展開。実際に担当者が運転を担当していた8両化以降から引退までの時期を中心に、運転士ならではの「こんな事がありました」というエピソードを紹介する。第2部では、事前に受け付けた103系への疑問に答える時間を用意する。
12月2・10日の各日とも13~16時に東所沢電車区庁舎内会議室で開催。当日の集合場所は東所沢電車区正門前(東所沢駅から徒歩10分)。募集人数は各回16名。参加費用は4,500円。申込みは「JRE MALL」八王子支社にて、11月16日12時から受け付け、定員に達し次第、受付終了となる。