アーキサイトは11月9日、同社が正規輸入販売総代理店を務める米国のオーディオブランドAntlion Audioより、インイヤーモニターがヘッドセットになる「KIMURA」シリーズ(4製品)の販売を開始した。いずれも価格はオープン。
「KIMURA」は、インイヤーモニター(IEM)にマイクを付けてヘッドセットになるアイテム。「KIMURA Solo」(型番:GDL-1100)、「KIMURA Duo」(型番:GDL-1200)、「KIMURA Microphone Cable(MMCX)」(型番:GDL-1001)、「KIMURA Microphone Cable(2-PIN)」(型番:GDL-1002)を販売する。
「KIMURA Solo」は、シングルドライバーIEMとKIMURA Microphone Cableのセット。ダイナミックドライバーは広い音場と優れた低音レスポンスを実現し、インイヤー型の遮蔽性と相まって没入感のあるサウンドを実現したとする。
本体重量は約50g(イヤホン含む)、ケーブル長は約2m。端子はデュアル3.5mm TRSジャック、イヤーノズル外径は5.15mm。イヤホンドライバーはシングル・ダイナミック・ドライバー、イヤホン感度は125dB、イヤホンインピーダンスは8Ω、イヤホン再生周波数帯域は10Hz〜20kHz、イヤホンコネクタはMMCX。
マイクは無指向性、マイク周波数特性は100Hz〜10kHz、マイクインピーダンスは最大2.2kΩ、マイクS/N比は60dB(最小)、マイク最大入力音圧レベルは115dB(最大)。付属品はKIMURAマイクケーブル(MMCX)、KIMURA Solo IEM 1ペア、メモリーフォームイヤーピース1セット、シリコンイヤーピース(S/M/L)各1セット、シャツクリップ、Yアダプター、ハードシェルキャリーケース、取扱説明書。
「KIMURA Duo」は、デュアルドライバーIEMとKIMURA Microphone Cableのセット。広い音場と優れた低音レスポンスを実現するダイナミックドライバーと、高音域を正確に再生し、より良い音像・定位を生み出すバランスド・アーマチュアの2つのドライバーを搭載する。
イヤホンドライバーはダイナミック・ドライバー×1、バランスド・アーマチュア×1、イヤホンインピーダンスは24Ω、イヤホン再生周波数帯域は10Hz〜30kHz。その他の仕様は「KIMURA Sol」とほぼ共通。
「KIMURA Solo」「KIMURA Duo」ともに、マイクは小型ながらも最小60dBという優れたS/N比を実現。マイクアームは自由に位置を動かして顔にピッタリとフィットさせることが可能。イヤーフックは曲げ伸ばしに対応し、安定感ある装着性を実現した。KIMURA本体は3.5mm端子でイヤホン・マイクが分かれ、さらに付属のYアダプターを使えばゲーム機やPCなどにも対応する。ハウジングはハンドメイドのレジン製。
「KIMURA Microphone Cable(MMCX/2-PIN)」は、MMCXまたは2ピン仕様のIEMをヘッドセット化できるケーブル。標準的なMMCXまたは2ピン仕様のIEMを簡単にヘッドセット化できる。好みのIEMとイヤーピースを組み合わせ、自分だけのカスタムヘッドセットを作ることが可能(IEM本体は付属しない)。
端子はデュアル3.5mm TRSジャック、マイクは無指向性、マイク周波数特性は100Hz〜10kHz、マイクインピーダンスは最大2.2kΩ、マイクS/N比は60dB(最小)、マイク最大入力音圧レベルは115dB(最大)。ケーブル長は2m、本体重量は約30g。付属品はKIMURAマイクケーブル(MMCXまたは2-PIN)、シャツクリップ、Yアダプター、取扱説明書。