本格ステーキをファミレススタイルでカジュアル&気軽に楽しめるという「ステーキ宮」。人気ステーキチェーンとして名前があがることも多い栃木県宇都宮市発祥のお店です。これまで訪れたことがなかった筆者ですが、都内にある店舗で気になるメニューを食べてきました。

  • 「ステーキ宮」で2人で8,000円overの豪遊をしてきました

    8,000円overの豪遊をしてきました

初めての「ステーキ宮」は驚きだらけ

ステーキ宮に到着しました! でかでかと「宮」の文字。なかなかインパクトのある外観です。初来店ではありますが以前に前を通ったことはあり、この華やかなビジュアルの外観がずっと気になっていました。

  • "宮"の字がインパクト大な「ステーキ宮」外観

    インパクトのある外観

ファミレススタイルとは言うものの、ソファの背もたれが高く、座席はかなりプライベート空間な印象がありました。

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    同伴者とステーキだけに没入できる空間

席に座るとロボットがお冷やとカトラリーを運んできました。このロボット、なんか上の方に耳みたいなのがついていて、「●●だも~」としゃべっている!?

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    話しかけられると愛着がわいてしまいます

あとで調べてみるとステーキ宮の公式キャラクター「も~たろ~」くんを模したものなのだそう!配膳ロボットがしゃべるのを見たのは初めて。思わず「ありがとう」とお礼を言ってしまいました(笑)。

さて、さっそく注文をしていきましょう。メインのメニューは、気になっていた「ステーキ宮の3大名物コンボ」。

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    「ステーキ宮の3大名物コンボ」(2,690円)

ステーキ宮の3大名物を少しずつ食べることができるメニューです。「少しずつ」……とは言うものの宮ロース70g、てっぱんステーキ70g、宮ハンバーグ150g=合計290gとそれなりのボリューム。

同伴者は「ヒレステーキ」200gを注文。価格はリッチな3,990円!

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    「ヒレステーキ」

宮ロースと比べると……サイズも価格もかなり違う! 果たして味は価格に見合ったものなのでしょうか? ちょっと勇気のいる価格帯の注文でドキドキします。

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    人気NO.1「宮ロース」と比べても「ヒレステーキ」の高級さが分かる

メインのメニューを決めたらセットメニューを決めるようです。「フルセット」はなんと890円。セットメニューの価格としてはかなり高くない?! と思ったのですが……

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    「フルセット」は890円。他にも組み合わせで価格帯は複数あります

「ステーキ宮」には

  • スープバー
  • サラダバー
  • ドリンクバー
  • ライスバー
  • ソースバー

と5つのバーがあり、「フルセット」はこれらすべてが食べ放題。そう考えると決して高くはない……? 何歳になっても自分で好きなものを好きなだけ取れるスタイルってワクワクしますよね。

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    ドリンクバーやサラダバーの組み合わせがかなり細かく選べます

サラダバーは……期待以上のボリューム!

店員さんに注文をするとすぐにサラダバーが利用できるようになります。サラダバーコーナーは結構広い!

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    野菜の種類がとにかく多い

ボウルのような器に盛るスタイルなので、わさっっ! とたくさんの野菜を食べることができます。

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    ボウルタイプなので全部混ぜてドレッシングをかければ野菜を大量摂取できます

スープバーはこの日、「コーンポタージュスープ」「鶏肉としいたけのスープ」「玉葱たっぷりオニオンスープ」「ベジカレースープ」の4種類もありました。

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    スープも4種のバリエーションがありました

さらにドリンクバーもかなりのラインナップ! 一般的なソフトドリンク・コーヒー・お茶などに加えスムージーのようなものまでありました。

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    ドリンクだけでこんなに種類が

想像を超えていたのはホットのお茶の種類。煎茶、ジャスミン茶、ルイボスティーなどの「あるとちょっと嬉しい」種類の中にしれっと「いちごティー」「はちみつほうじ茶」「ハブ茶」といった変わり種系もあります。

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    24種類もの茶葉が

ソースバーもお肉が来る前に取っておくとスムーズです。有名な「宮のたれ」を筆頭に5種類もあるんですね。なかなかステーキに5種類ものたれをかける機会なんてないのでかなり嬉しい。

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    全部味わいが全く異なるのでお肉の味もガラリと変わります

取り方はちょっと注意が必要です。平皿にカレーのように取り分けていく必要があります。宮のたれの容器が一番大きかったので人気なことが伺えますが、意外にも「ガーリックトマトソース」が底が見えるほど減っていたので隠れ人気なのかもしれません。

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    ソースを平皿に盛るのはなかなか難しい

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    「好きなの付けて食べよう」はテンションが上がります

ちなみに「宮のたれ」はレジ横でお持ち帰り用に販売されていました。ステーキ以外にもチャーハンや玉子焼きなどさまざまな料理に活用できるのだそう! 複雑な味がして美味しいですが、原材料は「生たまねぎ」「おろしにんにく」「醤油」「酢」のみ。ごはんにかけるだけでも美味しいらしい……!

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    思わず買いたくなるレジ横のたれ

メインが来た! その味は?

サラダバーに夢中になっているうちに肉が運ばれてきました。2人分並べると圧巻!

  • 「ステーキ宮」で2人で8,000円overの豪遊をしてきました

    豪華……!

「ステーキ宮の3大名物コンボ」は……メニューの写真より大きくない!? そして写真よりはるかに美味しそうです!

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    「ステーキ宮の3大名物コンボ」(2,690円)。メニューの写真よりも豪華なうれしい「逆詐欺」

「ヒレステーキ」200gもかなりボリューミーです。

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    「ヒレステーキ」(200g/3,990円)。これまたボリュームがすごい

早速食べ始めたのですが、まずハンバーグがおいしい。ふわふわです。ソースはどれも合うのですが、特に甘めの「デミグラスソース」がやっぱり合いますね。

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    肉汁じゅわ、のハンバーグ

てっぱんステーキは「お肉食べてる!」気分が高まる筋感のある食感です。肉肉しい味わいが最も強かったですね。

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    肉の筋感が好きな方に

逆に「宮ロース」は歯切れが良く噛みやすいです。お子様やご高齢な方でも食べやすいかも。よく説明を読んでみると「特別な製法でつくられています」「牛脂を注入しています」と書かれているので、食べやすく加工されているのかもしれません。

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    最も食べやすくて筆者は好きだった!

3種類がちょっとずつなので余裕でしょ! と思ったのですが、見た目以上に満足度が高く、2/3くらい食べたところでかなり満腹に! でもお肉は3種類、さらに5種類のソースを「どれが一番自分の好みに合うか」とチャレンジできて楽しいです。

フルセットのライスを1人前だけガーリックライスに変更して、半分こして食べてみました。宮のガーリックライスは、いわゆる鉄板焼き屋さんなどの「ガーリックライス」とは少し異なっていて、ニンニクのスライスなどは入っていませんでした。ふわっとガーリックの香りと風味が優しく香っていて、お肉の味を邪魔せずにそっと寄り添う名脇役です!

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    シェアできるならガーリックライスとライスを半々にして両方楽しむのもありです

そしてヒレです。お値段がお値段なので期待は高まりすぎたのですが、肉肉しさもありつつ、ジューシーな味わいにノックアウト!

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    ヒレはミディアムで頼んだのですがあっという間に焼けてしまうのでレアでも良かったかも

ペレットもついてくるので好みに合わせて焼き加減を調節できます。ペレットは冷めてしまっても店員さんにお願いすれば熱々のものを持ってきてくれるのだそう。最初はレアで注文しておいて、少しずつ焼き加減をペレットで調節するのもいいかもしれません。

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    ペレットがあると好みに合わせて焼き加減を調節できる

大満足なディナーとなりました。お会計は2人で8,620円! トータル金額を見ると「安い」というわけではありませんが、これだけボリューム感のあるお肉、そして食べ放題のサラダバーやスープバー、さらにソースも5種類あるなどエンターテインメント要素がたくさんの「ステーキ宮」。がっつり食べたい日にもよさそうです。